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掃除のプロが教える!お風呂の黒カビの落とし方|カビ取り剤でも落ちない原因と正しい掃除方法

掃除のプロが教える!お風呂の黒カビの落とし方|カビ取り剤でも落ちない原因と正しい掃除方法

2026年09月02日 11:27

「お風呂のゴムパッキンが黒くなってしまった」

「カビ取り剤を使ったのに、黒いまま……」

「何度掃除しても、またカビが生えてくる」

こんなお悩みはありませんか?


こんにちは、そうじ屋くまです。

清掃の仕事を13年以上していますが、お風呂の掃除でよく見かける汚れのひとつが黒カビです。

黒カビを見つけると、とりあえずカビ取り剤を吹きかけてゴシゴシ。

そんな掃除をしている方もいるかもしれません。


でも実は、カビ取り剤は使い方によって効き方が大きく変わります。

また、黒く見えるものがすべて簡単に落とせるカビとは限りません。


今回は、

家庭でできるお風呂の黒カビ掃除

について、掃除屋の目線から分かりやすく解説します。


どうしてお風呂には黒カビが生えるの?

お風呂は家の中でも、カビが発生しやすい場所です。

理由は、

・湿気が多い
・温度が高くなりやすい
・皮脂や石けんカスなどの汚れがある
・水滴が残りやすい

など、カビが発生しやすい条件がそろっているからです。

お風呂を使ったあと、そのまま扉を閉めて湿気がこもっている。

壁や床に水滴がたくさん残っている。

こうした状態が続くと、カビが発生しやすくなります。

黒カビが発生しやすい場所

特に黒カビが目立ちやすいのが、

・ゴムパッキン
・コーキング部分
・浴室のドア周辺
・壁の目地
・床の隅
・浴槽のふち
・シャンプーボトルの底
・排水口周辺

などです。

特に注意したいのが、ゴムパッキンやコーキング部分です。

表面についたばかりのカビであれば比較的落としやすいのですが、時間が経つと内部まで色素が入り込み、黒い跡が残ることがあります。

黒カビには塩素系カビ取り剤が基本

家庭で黒カビを掃除するときによく使われるのが、塩素系のカビ取り剤です。

市販のカビ取り剤には、黒カビを除去・漂白する成分が含まれています。

基本的には、

① カビのある場所の汚れを確認する

② 水分が多ければ拭き取る

③ 製品の説明に従ってカビ取り剤を使用する

④ 指定された時間を置く

⑤ 十分に水で洗い流す

という流れです。

ただ吹きかけてすぐ流してしまうより、製品で指定された時間、カビ取り剤を作用させることが大切です。

カビ取り剤を使う前に水分を取る

ここは意外と大切です。

シャワーを使った直後など、壁やゴムパッキンがびしょびしょの状態でカビ取り剤を使うと、薬剤が水で薄まったり流れてしまったりします。

そのため、カビ取り剤を使用する場所の水分をある程度拭き取ってから使用すると、薬剤をカビにとどめやすくなります。

もちろん、使用方法は製品によって異なるので、必ず表示を確認してください。

カビ取り剤を使ったのに黒カビが落ちないのはなぜ?

ここからが今回の重要なポイントです。

「カビ取り剤を何度も使ったのに、黒い部分が残っている」

ということがあります。

考えられる原因はいくつかあります。

原因① カビ取り剤がカビに届いていない

壁なら薬剤がとどまりやすいですが、垂直な場所ではカビ取り剤が流れ落ちてしまうことがあります。

特にゴムパッキンやコーキング部分では、狙った場所に薬剤をとどめることが重要です。

市販されているジェルタイプなど、垂れにくいカビ取り剤が向いている場合もあります。

製品ごとの特徴を確認して使い分けてみてください。

原因② 表面に別の汚れがついている

お風呂にはカビだけでなく、

皮脂
石けんカス
水垢
シャンプーなどの成分

さまざまな汚れがあります。

こうした汚れがカビの上に重なっていると、カビ取り剤が十分に作用しにくいことがあります。

だからといって、いろいろな洗剤を次々と重ねて使うのは危険です。

一度に全部落とそうとせず、

汚れの種類を見ながら順番に掃除する。

これが大切です。

原因③ カビの色素が内部まで入り込んでいる

長期間放置された黒カビは、ゴムパッキンやコーキングの内部まで入り込んでしまうことがあります。

こうなると、表面を掃除しただけでは黒い跡が残る場合があります。

「まだ黒いからカビが全部残っている」

とは限りません。

何度も強い薬剤を使ったり、硬いもので削ったりすると、素材そのものを傷めてしまう可能性があります。

原因④ 実はカビではなく変色している

黒く見える部分が、必ずしも現在生きているカビとは限りません。

素材そのものの変色や劣化によって黒く見えているケースもあります。

掃除で落とせるのは汚れです。

素材自体が変色している場合、いくら洗剤を強くしても元の状態には戻らないことがあります。

これは掃除の現場でも判断が難しいところです。

カビ取り剤をラップでパックしてもいい?

カビ取り剤を吹きかけ、その上からキッチンペーパーやラップを使ってパックする掃除方法を見たことがある方もいると思います。

ただし、これは使用する製品によって注意が必要です。

密閉したり、メーカーが想定していない方法で長時間放置したりすると、素材を傷めたり、薬剤の刺激を強く受けたりする可能性があります。

「長く置けば置くほど落ちる」わけではありません。

使用するカビ取り剤の説明に従うことを優先してください。

カビ取り剤を使うときは換気する

塩素系カビ取り剤を使用するときは、必ず十分に換気してください。

窓があれば開け、換気扇も活用します。

また、ゴム手袋などを使用し、薬剤が皮膚や衣類につかないよう注意してください。

目より高い位置にスプレーすると、自分に薬剤がかかる危険もあります。

天井など高い場所へ直接スプレーするのは避け、製品の使用方法を守ってください。

絶対に「混ぜるな危険」

黒カビ掃除で最も注意してほしいことです。

塩素系のカビ取り剤と、クエン酸などの酸性タイプの洗剤を絶対に混ぜないでください。

有害な塩素ガスが発生する危険があります。

前回紹介した水垢掃除ではクエン酸を使う方法を紹介しました。

そのため、

「鏡の水垢をクエン酸で掃除して、そのままカビ取り剤で黒カビも掃除しよう」

という使い方には特に注意が必要です。

異なる洗剤を自己流で組み合わせず、必ず製品の注意事項を確認してください。

黒カビは「落とす」より「生やさない」

黒カビも水垢と同じで、

頑固になってから落とすより、発生しにくい環境を作るほうがラクです。

お風呂を使ったあとは、

・換気する
・できるだけ水滴を残さない
・床や壁の汚れをためない
・ボトル類の底も定期的に掃除する

こうした小さな習慣が大切です。

毎日、お風呂全体を完璧に掃除する必要はありません。

できることから少しずつで十分です。

お風呂から出る前にできる簡単なカビ対策

個人的におすすめしたいのが、

最後に壁や床などに残った汚れをシャワーで流し、水分をできるだけ残さないこと。

そのあと換気をします。

さらに余裕がある日は、スクイージーなどで壁や鏡の水滴を取っておく。

これだけでも水分が残る時間を短くできます。

水垢対策にもなるので、お風呂掃除をラクにする習慣としておすすめです。

天井のカビも忘れずに

床や壁ばかり掃除していても、天井にカビが発生していることがあります。

ただし、天井へ塩素系カビ取り剤を直接スプレーするのは危険です。

薬剤が自分の顔や目に落ちてくる可能性があります。

天井を掃除する場合は、浴室メーカーや洗剤メーカーが案内している方法を確認して、安全な方法で行ってください。

無理に高いところまで自分で掃除しないことも大切です。

掃除屋でも「これ以上はやらない」と判断します

黒い汚れを見ると、

「全部真っ白にしたい!」

と思いますよね。

でも、掃除の仕事をしていると、

これ以上やると素材を傷める

という場面があります。

そんなときは、完全に落ちていなくてもそこで止めることがあります。

強い洗剤を何度も使ったり、硬いブラシで力いっぱいこすったりすれば、素材そのものを傷めてしまう可能性があるからです。

掃除は、

100%汚れを落とすことより、素材を傷めないこと。

これも大切だと思っています。

お風呂の黒カビ掃除まとめ

黒カビを家庭で掃除するときは、

① カビの状態を確認する

② 水分を拭き取る

③ 製品の説明に従ってカビ取り剤を使う

④ 指定された時間を置く

⑤ 十分に洗い流す

⑥ 落ちなければ無理にこすらない

この基本を意識してみてください。

そして一番ラクなのは、

黒カビが頑固になる前に掃除すること。

換気と水分対策を少し意識するだけでも、その後のお風呂掃除がラクになります。

掃除で困ったら、そうじ屋くまに聞いてみてください🐻

「この汚れには何を使えばいい?」

「自分で掃除しても大丈夫?」

「何をやっても落ちないんだけど……」

そんなときは、一人で悩まずにそうじ屋くまのホームページから公式LINEでお気軽にご相談ください。


汚れの写真を送っていただければ、状態を見ながら、

「自分で掃除するなら、こんな方法がありますよ」

と、私に分かる範囲でアドバイスします。

掃除屋さんに頼むほどではないけれど、ちょっとプロに聞いてみたい。

そんな相談でも大丈夫です。

清掃の仕事を13年以上してきた経験をもとに、できるだけ分かりやすくお答えします。


「こんなこと聞いていいのかな?」ということでも、気軽にLINEしてくださいね🐻

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