
洗濯機から臭い・黒いカスが出る原因は?業者の掃除が必要なケースを解説
2026年08月27日 11:06
「洗濯機を開けるとなんとなく臭う」
「洗ったばかりの衣類に黒いカスが付いている」
「洗濯槽クリーナーを使っても、また汚れが出てくる」
こんな症状があると、洗濯機の中がどうなっているのか気になりますよね。
洗濯機は毎日のように水と洗剤を使っていますが、内部まで自然にきれいになるわけではありません。
長く使用していると、洗剤・柔軟剤の残り、皮脂、糸くず、ホコリなどが少しずつ蓄積し、カビや臭い、黒いカスの原因になることがあります。
この記事では、洗濯機クリーニングを行っている「そうじ屋くま」が、洗濯機から臭い・黒いカスが出る原因、自分でできる掃除、業者によるクリーニングを検討したいケースについて分かりやすく解説します。
洗濯機から出る「黒いカス」の正体は?
洗濯した衣類や水の中に、
黒い小さなカス
茶色っぽいカス
ワカメのような薄い汚れ
が浮いていることがあります。
こうした黒いカスは、洗濯機内部に蓄積した洗剤カス・柔軟剤・皮脂などの汚れにカビなどが付着し、それが剥がれて出てきている可能性があります。
普段見えている洗濯槽はステンレスでピカピカでも、その周辺や裏側まで同じ状態とは限りません。
見えない場所に付着していた汚れが剥がれると、洗濯物に付着することがあります。
洗濯機に黒いカスが発生する主な原因
1.洗剤や柔軟剤の残り
洗剤や柔軟剤を多く入れれば、衣類がよりきれいになるわけではありません。
必要以上に使用すると、すすぎきれなかった成分が洗濯機内部に残る場合があります。
特に柔軟剤は粘度があるため、投入口や内部に残ってヌメリの原因になることもあります。
洗剤・柔軟剤はメーカーが推奨する適量を守ることが大切です。
2.衣類から出る皮脂や汚れ
洗濯機には衣類に付着していた、
皮脂
汗
食べ物などの汚れ
髪の毛
糸くず
なども入ります。
すべてが排水されるわけではなく、一部が洗濯機内部に残ってしまうことがあります。
こうした汚れが洗剤カスなどと混ざることで、内部の汚れが蓄積していきます。
3.洗濯機内部の湿気
洗濯が終わった直後の洗濯機内部には水分が残っています。
湿気がこもった状態が続くと、カビが発生しやすい環境になります。
特に洗濯終了後すぐにフタやドアを閉めたままにしている場合は、内部が乾きにくくなります。
安全上問題がない環境であれば、使用後はしばらくフタやドアを開けて湿気を逃がす方法もあります。
※小さなお子さんやペットがいる場合は十分注意してください。
4.洗濯槽の裏側などに蓄積した汚れ
黒いカスが繰り返し出る場合、普段見ることのできない内部に汚れがたまっている可能性があります。
特に縦型洗濯機では、
洗濯槽の周辺やパルセーターの裏側など
に汚れが付着していることがあります。
外側から掃除するだけでは確認できないため、分解して初めて汚れの状態が分かることもあります。


洗濯機から嫌な臭いがする原因は?
洗濯機の臭いにもいくつか原因があります。
必ずしも「洗濯槽のカビ」だけが原因とは限りません。
洗濯槽内部の汚れ
洗剤カス・柔軟剤・皮脂などが内部に蓄積すると、臭いの原因になることがあります。
「洗濯機のフタを開けると臭う」という場合は、内部の汚れも疑ってみましょう。
洗剤・柔軟剤投入口の汚れ
意外と汚れやすいのが洗剤や柔軟剤の投入口です。
洗剤が固まっていたり、柔軟剤がヌルヌルした状態になっていたりすることがあります。
取り外せるタイプであれば、定期的に取り外して洗うのがおすすめです。
糸くずフィルターの汚れ
糸くずフィルターにゴミがたまったままになっていると、臭いやヌメリの原因になる場合があります。
ここは比較的簡単に掃除できる場所なので、こまめに確認しましょう。
排水口・排水ホースからの臭い
洗濯機から臭っていると思っていても、実際には排水口や排水ホース周辺が原因の場合があります。
排水口に汚れがたまっていたり、排水トラップに問題があったりすると、下水のような臭いを感じることがあります。
洗濯槽を掃除しても臭いが変わらない場合は、排水まわりも確認してみましょう。
ドラム式洗濯機はホコリにも注意
ドラム式洗濯機では、洗剤カスやカビだけではなく乾燥時に発生するホコリにも注意が必要です。
乾燥機能を使用すると衣類から細かな繊維が出ます。
乾燥フィルターで多くのホコリをキャッチしますが、すべてを取り除けるわけではありません。
使用しているうちに乾燥経路などへホコリが蓄積すると、
乾燥時間が長くなる
洗濯物が乾ききらない
乾燥を何度も追加する
といった症状につながる場合があります。
臭いと同時に乾燥性能の低下も感じている場合は、内部の状態を一度確認してみるとよいでしょう。
黒いカスが出たら、まず自分でできること
黒いカスが出たからといって、すぐに業者へ依頼しなければならないわけではありません。
まずは自分でできるお手入れを試してみましょう。
洗濯槽クリーナーを使用する
洗濯機の取扱説明書を確認し、使用できる洗濯槽クリーナーで槽洗浄を行います。
機種によって使用できる洗剤や方法が異なるため、自己流ではなくメーカーの推奨方法に従いましょう。
糸くずフィルターを掃除する
フィルターにたまった糸くずやゴミを取り除きます。
汚れがひどい場合は、水洗いできる部品を洗浄します。
洗剤・柔軟剤投入口を掃除する
固まった洗剤や柔軟剤のヌメリを取り除きます。
細かい部分は古い歯ブラシなどを使うと掃除しやすくなります。
ドア・フタ周辺を掃除する
特にドラム式では、ゴムパッキンの隙間にホコリや髪の毛などがたまりやすくなっています。
見える範囲は定期的に拭き取りましょう。
洗濯槽クリーナーを使ったら黒いカスが増えた?
槽洗浄をしたあと、一時的に黒いカスがたくさん出てくることがあります。
これは、内部に付着していた汚れが剥がれて出てきている可能性があります。
問題なのは、槽洗浄を繰り返しても黒いカスが出続けるケースです。
内部に大量の汚れが蓄積していると、クリーナーだけでは一度に取り除けないことがあります。
こうした場合は、業者による内部クリーニングを検討してもよいでしょう。
業者の掃除を検討したい5つのケース
1.洗濯槽クリーナーを使っても黒いカスが出続ける
何度槽洗浄をしても黒いカスが出てくる場合は、洗濯槽周辺などに汚れが蓄積している可能性があります。
分解することで、普段見えない部分の状態を確認できます。
2.掃除しても臭いが改善しない
フィルターや洗剤投入口、槽洗浄など、自分でできる掃除をしても臭いが残る場合は、内部や排水まわりに原因がある可能性があります。
3.数年間、内部クリーニングをしていない
洗濯機を何年も使用していて、一度も内部クリーニングをしたことがない場合も検討するタイミングのひとつです。
特に使用頻度が高い家庭では、見えない部分に汚れが蓄積していることがあります。
4.ドラム式の乾燥性能も低下している
臭いだけではなく、
「最近、乾燥時間も長くなった」
「以前のように乾かない」
という場合は、乾燥経路などにホコリが蓄積している可能性もあります。
5.洗濯物に黒いカスが何度も付く
せっかく洗濯した衣類に毎回黒いカスが付くようなら、内部クリーニングを検討してもよいでしょう。
自分で掃除できない部分に原因がある場合、業者による分解洗浄が有効なことがあります。
業者による洗濯機クリーニングではどこを掃除する?
業者によるクリーニングのメリットは、普段見ることのできない洗濯機内部まで確認できることです。
縦型洗濯機では、
洗濯槽周辺
パルセーター周辺
洗剤・柔軟剤投入口
糸くずフィルター周辺
内部の手が届かない部分
などを、機種に合わせて洗浄します。
ドラム式洗濯機では、
ドラム周辺
ドア・ゴムパッキン周辺
洗剤投入口
乾燥経路
内部に蓄積したホコリ
なども重要な洗浄ポイントになります。
ただし、分解範囲や洗浄方法は業者によって異なります。
依頼前に「どこまで掃除してもらえるのか」を確認しておくことをおすすめします。
無理に自分で分解するのはおすすめしない
インターネットや動画を見ると、洗濯機を自分で分解して掃除している例もあります。
しかし洗濯機には、
電気部品
配線
給排水部品
センサー
多数のネジや部品
などがあります。
組み立て方を間違えると、水漏れや故障につながる可能性もあります。
日常的なお手入れは自分で行い、分解が必要な部分は専門業者へ任せるほうが安心です。
どんな人が洗濯機の掃除に来るの?
洗濯機クリーニングでは、自宅の中で数時間作業することがあります。
そのため、
「どんな人が家に来るんだろう?」
と気になる方も多いと思います。
そうじ屋くまでは、代表の大津ふみあき本人がお伺いしています。
清掃歴13年以上の経験をもとに、洗濯機の状態や機種を確認しながら一台一台作業しています。
初めてご依頼いただく方に向けて、プロフィールや仕事への考え方も紹介しています。
黒いカスや臭いを予防するためにできること
クリーニングした後も、日頃のお手入れを続けることで汚れをためにくくできます。
洗剤・柔軟剤を適量使用する
糸くずフィルターをこまめに掃除する
洗剤・柔軟剤投入口を定期的に洗う
洗濯槽クリーナーを適切に使用する
使用後は可能な範囲で湿気を逃がす
ドラム式は乾燥フィルターをこまめに掃除する
特別なことをするより、普段の小さなお手入れを続けることが大切です。
まとめ|黒いカス・臭いが続くなら内部の汚れをチェック
洗濯機から出る黒いカスや嫌な臭いは、洗剤カス・柔軟剤・皮脂汚れ・カビなどが内部に蓄積していることが原因のひとつとして考えられます。
まずは洗濯槽クリーナーやフィルター掃除など、自分でできるお手入れを試してみましょう。
それでも、
黒いカスが何度も出る
臭いが改善しない
数年間内部を掃除していない
ドラム式の乾燥時間も長くなった
洗濯物が乾きにくくなった
といった状態なら、普段見えない場所に汚れやホコリが蓄積している可能性があります。
そうじ屋くまでは、縦型洗濯機・ドラム式洗濯機のクリーニングに対応しています。
対応メーカーや作業内容、最新の料金についてはホームページをご確認ください。
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