
ドラム式洗濯機で乾燥しても生乾きになる原因は?クリーニングが必要なケース
2026年08月10日 12:35
「乾燥運転が終わったのに洗濯物が湿っている…」
「以前はしっかり乾いていたのに、最近は生乾きになる」
「乾燥フィルターを掃除しても改善しない」
ドラム式洗濯機の大きなメリットのひとつが、洗濯から乾燥まで自動でできることです。
ところが、長く使用していると乾燥運転が終了しているのに洗濯物が生乾きになることがあります。
原因として多いのが、
乾燥フィルターのホコリ
乾燥経路内部のホコリ
洗濯物の入れすぎ
排水部分の汚れ
乾燥に関係する部品の不具合
などです。
特に、
「以前は普通に乾いていたのに、徐々に乾燥時間が長くなって生乾きになった」
という場合は、内部に蓄積したホコリが関係している可能性があります。
この記事では、清掃のプロ「そうじ屋くま」が、ドラム式洗濯機で乾燥しても生乾きになる原因と、自分でできる対処法、クリーニングが必要なケース、修理を検討した方がよいケースについて分かりやすく解説します。
ドラム式洗濯機で生乾きになる主な原因
乾燥しても洗濯物が湿っている場合、まず考えられるのは次のような原因です。
乾燥フィルターが詰まっている
乾燥フィルターの奥にホコリがたまっている
乾燥経路にホコリが蓄積している
洗濯物を入れすぎている
洗濯物が絡まっている
排水部分に汚れがたまっている
乾燥に関係するセンサーなどに問題がある
ヒートポンプなど乾燥機構に不具合がある
ひとつずつ確認してみましょう。
原因① 乾燥フィルターがホコリで詰まっている
まず最初に確認したいのが乾燥フィルターです。
乾燥運転をすると、衣類から細かな繊維やホコリが発生します。
これらを捕集するのが乾燥フィルターです。
フィルターにホコリが大量に付着すると、乾燥に必要な空気が通りにくくなります。
その結果、
乾燥時間が長くなる
洗濯物が完全に乾かない
一部分だけ湿っている
追加乾燥が必要になる
などの症状につながる可能性があります。
まずはメーカーの取扱説明書に従って、乾燥フィルターを掃除してみましょう。
原因② 乾燥フィルターの奥にホコリがたまっている
ここがドラム式洗濯機で非常に重要なポイントです。
「乾燥フィルターは毎回掃除しているのに乾かない」
という場合があります。
乾燥フィルターをきれいにしていても、長期間使用すると細かなホコリがフィルターより奥へ入り込むことがあります。
見えるフィルターだけはきれいでも、その奥に大量のホコリが蓄積していることがあるのです。
そのため、
フィルター掃除=乾燥経路全体がきれい
とは限りません。
原因③ 乾燥経路にホコリがたまっている
ドラム式洗濯機は内部で空気を循環させながら衣類を乾燥させています。
その空気の通り道が乾燥経路です。
長期間使用すると、乾燥経路に、
衣類の繊維
糸くず
ホコリ
洗剤や柔軟剤由来の汚れ
などが蓄積することがあります。
大量のホコリによって空気の流れが悪くなると、乾燥効率が低下する原因になります。
なぜ乾燥経路にホコリがたまるの?
乾燥運転では衣類がドラムの中で回転します。
その際に細かな繊維が大量に発生します。
多くは乾燥フィルターで捕集されますが、すべてのホコリを完全に止められるわけではありません。
少しずつ内部へ入り込んだホコリが、数年かけて蓄積していくことがあります。
そのため、
「買ったばかりの頃はよく乾いていた」
↓
「少し乾燥時間が長くなった」
↓
「追加乾燥が必要になった」
↓
「最近は乾燥しても生乾き」
というように、徐々に症状が悪化する場合があります。
原因④ 洗濯物を入れすぎている
意外と多いのが、洗濯物の入れすぎです。
ドラム式洗濯機では、
洗濯できる容量と乾燥できる容量が違う
場合があります。
例えば洗濯はたくさんできても、その量をそのまま乾燥できるとは限りません。
洗濯物を詰め込みすぎると、ドラム内部で衣類が十分に動かず、温風が均等に当たりにくくなります。
その結果、生乾きや乾燥ムラにつながることがあります。
一度、洗濯物を半分程度に減らしてみる
原因を確認する簡単な方法として、洗濯物の量を減らして乾燥してみましょう。
量を減らしたらしっかり乾く場合は、洗濯機の故障ではなく、乾燥容量を超えていた可能性があります。
特に、
厚手のタオル
パーカー
ジーンズ
バスタオル
などは乾燥に時間がかかります。
衣類の種類によっても乾き方は変わります。
原因⑤ 洗濯物が絡まっている
シーツや大きな衣類などが他の洗濯物を包み込むように絡まると、内側まで温風が届きにくくなることがあります。
その結果、
「ほとんど乾いているのに一部分だけ湿っている」
という状態になることがあります。
毎回ではなく、特定の洗濯物を入れたときだけ生乾きになる場合は、衣類の量や種類も確認しましょう。
原因⑥ 排水部分に汚れがたまっている
乾燥不良というと空気の通り道ばかり注目しがちですが、排水部分も重要です。
ドラム式洗濯機では乾燥時に発生した水分を排出します。
そのため、
排水フィルター
排水ホース
排水口
などに汚れがたまっていると、正常な運転に影響する可能性があります。
乾燥不良に加えて、
排水に時間がかかる
排水エラーが出る
洗濯機周辺から嫌な臭いがする
下水臭がする
といった症状がある場合は、排水部分も確認してみましょう。
原因⑦ センサーなどの不具合
ドラム式洗濯機には、衣類の乾燥状態などを判断するためのセンサーが搭載されています。
センサーなどに不具合が起きると、
まだ洗濯物が湿っているのに「乾いた」と判断して運転を終了する
可能性があります。
この場合、ホコリをクリーニングしても改善しないことがあります。
メーカーによる点検・修理が必要です。
原因⑧ ヒートポンプなど乾燥機構の不具合
メーカーや機種によって乾燥方式は異なります。
ヒートポンプなど乾燥に関係する部分に不具合があると、十分に乾燥できなくなる可能性があります。
例えば、
温風がほとんど出ない
何時間乾燥しても湿っている
洗濯物が冷たい
エラー表示が出る
突然乾燥できなくなった
といった場合は、機械的な故障も疑いましょう。
乾燥フィルターを掃除しても生乾きなら?
ここで判断のポイントになります。
まず、
乾燥フィルターをきれいにする
↓
洗濯物を減らす
↓
排水フィルターなど日常的に掃除できる部分を確認する
という順番で試してみましょう。
それでも改善しない場合は、フィルターより奥の乾燥経路にホコリが蓄積している可能性があります。
こんな場合はクリーニングを検討
次のような症状がある場合は、ドラム式洗濯機内部のクリーニングを検討してみてもよいでしょう。
以前より乾燥時間が長くなった
乾燥しても生乾きになる
追加乾燥することが増えた
乾燥フィルターを掃除しても改善しない
フィルターの奥にホコリが見える
数年間使用している
以前より乾燥性能が徐々に悪くなった
特に、
「ある日突然ではなく、徐々に乾かなくなった」
という場合は、内部のホコリ詰まりが関係している可能性があります。
こんな場合はクリーニングより修理を検討
反対に、次のような症状がある場合はメーカー点検をおすすめします。
昨日まで乾いていたのに突然乾かなくなった
エラーコードが出る
温風が出ない
異音がする
電源が途中で落ちる
焦げ臭い
洗濯機自体が正常に動かない
このような症状は、汚れではなく部品の不具合が原因になっている可能性があります。
ドラム式洗濯機クリーニングは修理ではありません。
「徐々に乾かなくなった」か「突然乾かなくなった」か
クリーニングと修理を判断するうえで、ひとつの目安になるのが症状の変化です。
徐々に悪くなった
乾燥時間が少しずつ長くなった
最近追加乾燥が増えた
生乾きになることが増えた
フィルター掃除でも改善しない
→ ホコリ詰まりなどを確認
突然悪くなった
急に乾燥できなくなった
エラーが出た
温風が出なくなった
異音がする
→ 故障の可能性も考えてメーカー点検
ただし、症状だけで原因を断定することはできません。
生乾きを放置すると電気代にも影響する?
乾燥性能が低下すると、
「もう1時間追加乾燥」
「まだ湿っているからもう一度乾燥」
という使い方が増えることがあります。
当然、乾燥運転を繰り返せば、その分電気を使用します。
内部のホコリ詰まりが原因で乾燥効率が低下している場合は、クリーニングによって本来の状態に近づけることで、無駄な追加乾燥を減らせる可能性があります。
ただし、クリーニングによる具体的な節電額を保証できるものではありません。
生乾きは嫌な臭いの原因にも
洗濯物が完全に乾かず湿った状態が続くと、生乾き特有の嫌な臭いが気になることがあります。
「洗濯したのにタオルが臭う」
という場合、洗濯槽の汚れだけでなく、そもそも乾燥が十分にできていない可能性も確認しましょう。
乾燥性能が以前より落ちていないかチェックしてみてください。
自分で乾燥経路の奥を掃除するのは注意
乾燥フィルターの奥にホコリが見えると、
「長いブラシを入れれば取れるのでは?」
と思うかもしれません。
しかし、無理に、
長いブラシ
棒
掃除機のノズル
市販の洗浄剤
などを内部へ入れるのはおすすめしません。
部品を傷めたり、ホコリをさらに奥へ押し込んだりする可能性があります。
自分で掃除する範囲は、メーカーが取扱説明書などで案内している部分までにしましょう。
ドラム式洗濯機クリーニングでは何をする?
業者や機種によって作業方法は異なります。
乾燥不良の場合は、
乾燥フィルター周辺
乾燥経路
ドラム周辺
ゴムパッキン周辺
排水関連部分
内部に蓄積したホコリや汚れ
などを確認・洗浄します。
特に乾燥経路に大量のホコリが蓄積している場合は、空気の流れを妨げている可能性があります。
パナソニックのドラム式洗濯機が生乾きになる場合
パナソニックのドラム式洗濯機でも、
以前より乾燥時間が長い
フィルターを掃除しても乾かない
追加乾燥が必要
洗濯物が生乾き
といった症状が出ることがあります。
フィルターを掃除しても改善せず、徐々に乾燥性能が低下している場合は、フィルターより奥のホコリも確認したいところです。
一方、エラー表示などがある場合はメーカーへ相談しましょう。
日立ビッグドラムが生乾きになる場合
日立のビッグドラムでも、乾燥不良について相談されることがあります。
ただし、メーカー・シリーズ・年式によって内部構造や乾燥方式は異なります。
業者へクリーニングを依頼するときは、
メーカー名・型番・現在の症状
を伝えることが重要です。
何年使ったらクリーニングした方がいい?
「3年経ったら必ずクリーニング」
という決まりはありません。
乾燥機能をほぼ毎日使う家庭と、週に1〜2回しか使わない家庭では汚れ方が違います。
そのため年数より、
乾燥時間
生乾き
臭い
フィルター奥のホコリ
追加乾燥の回数
などの変化を目安にするのがおすすめです。
そうじ屋くまのドラム式洗濯機クリーニング
そうじ屋くまでは、ドラム式洗濯機内部に蓄積したホコリや汚れを確認しながらクリーニングします。
対応メーカーは、
パナソニック
日立
です。
料金は、
ドラム式洗濯機クリーニング:25,800円(税込)
作業時間は機種や状態によりますが、約2時間30分〜3時間30分程度が目安です。
※メーカー・機種・年式・設置状況などによって対応できない場合があります。
そうじ屋くまの洗浄方法
そうじ屋くまでは、ドラムを無理に取り外す方法ではなく、内部の状態を確認しながら高圧洗浄を行っています。
乾燥経路などに蓄積したホコリや汚れを、できる限り取り除いていきます。
ただし、クリーニングは機械的な故障を修理するものではありません。
症状によっては、クリーニングよりメーカー修理をおすすめする場合があります。
オプションクリーニング
必要に応じて、
排水口クリーニング:+3,000円(税込)
排水ホースクリーニング:+3,000円(税込)
洗濯パン:+3,000円(税込)
防カビ施工:+3,000円(税込)
もご用意しています。
排水部分の汚れや臭いなどが気になる場合はご相談ください。
まとめ|生乾きが増えたら乾燥フィルターの「奥」もチェック
ドラム式洗濯機で乾燥しても生乾きになる原因には、
乾燥フィルターの詰まり
フィルター奥のホコリ
乾燥経路のホコリ
洗濯物の入れすぎ
衣類の絡まり
排水部分の問題
センサーの不具合
乾燥機構の故障
などがあります。
まずは、
① 乾燥フィルターを掃除する
② 洗濯物を減らして乾燥する
③ 排水フィルターなどを確認する
この3つを試してみましょう。
それでも改善せず、
「以前より少しずつ乾燥時間が長くなり、最近は生乾きになる」
という場合は、見えるフィルターより奥にホコリが蓄積している可能性があります。
反対に、
突然乾かなくなった・エラーが出る・温風が出ない・異音がする
という場合は、故障の可能性も考えてメーカーへ相談しましょう。
ホコリや汚れならクリーニング、部品の不具合なら修理。
症状に合わせて適切に判断することが大切です。
乾燥しても生乾きでお困りの方へ
「乾燥フィルターを掃除しても乾かない」
「最近、追加乾燥することが増えた」
「フィルターの奥にホコリが見える」
このような場合は、そうじ屋くまへお気軽にご相談ください。
お問い合わせの際は、メーカー名・型番・現在の症状をお知らせいただくと確認がスムーズです。
ドラム式洗濯機クリーニングの料金・作業内容・ご予約方法については、専用ページをご覧ください。
▶ そうじ屋くま|ドラム式洗濯機クリーニングの詳細・ご予約はこちら
https://kuma358.com/washingmachine
関連記事|ドラム式洗濯機の乾燥・ホコリ・クリーニングについて
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ドラム式洗濯機の乾燥不良でお困りの方へ
「乾燥時間が長くなった」「生乾きになる」「フィルターを掃除しても改善しない」など、内部のホコリや汚れが気になる場合は、そうじ屋くまへお気軽にご相談ください。
▶ ドラム式洗濯機クリーニングの料金・作業内容はこちら
https://kuma358.com/washingmachine
