
10年以上掃除していないエアコンはどうなる?カビ・ホコリ・臭いの原因を解説
2026年08月27日 13:52
「エアコンを買ってから10年以上、一度もクリーニングしていない」
「吹き出し口を見たら黒い汚れがびっしり……」
「最近、エアコンをつけると嫌な臭いがする」
長年使っているエアコンでは、外から見ただけでは分からない場所にカビやホコリなどの汚れが蓄積していることがあります。
特に10年以上一度も内部クリーニングをしていない場合、
「中はどれくらい汚れているんだろう?」
と心配になる方もいるでしょう。
ただし、10年以上掃除していないからといって、必ず同じように汚れているわけではありません。使用頻度や設置環境、普段のお手入れによって汚れ方には大きな差があります。
この記事では、清掃歴13年以上の「そうじ屋くま」が、10年以上掃除していないエアコン内部で起こりやすいことや、カビ・ホコリ・臭いが発生する原因、クリーニングを検討する際の注意点を分かりやすく解説します。
10年以上掃除していないエアコンの中はどうなっている?
エアコンは室内の空気を吸い込み、内部で冷やしたり暖めたりしてから再び室内へ送り出しています。
そのため使用するたびに、空気中に漂っている細かなホコリなどもエアコン内部へ入っていきます。
フィルターである程度キャッチできますが、すべての汚れを防げるわけではありません。
長期間使用していると、
フィルター
熱交換器(アルミフィン)
吹き出し口
送風ファン
ドレンパン周辺
などに汚れが蓄積することがあります。
10年以上一度も業者による内部クリーニングをしていない場合は、普段掃除できない部分に汚れが残っている可能性があります。
エアコンにホコリがたまる原因
エアコン内部の汚れのひとつがホコリです。
部屋の中には目に見えない細かなホコリが常に漂っています。
エアコンが室内の空気を吸い込むと、そのホコリも一緒に吸い込まれます。
フィルターが汚れていたり、長期間掃除していなかったりすると、内部へ入り込むホコリも増えやすくなります。
特に、
寝室
リビング
人の出入りが多い部屋
ペットがいる部屋
布製品が多い部屋
などでは、ホコリや細かな繊維が発生しやすい傾向があります。
なぜエアコン内部にカビが発生するの?
エアコンで特に気になるのがカビではないでしょうか。
「冷たい風を出しているのに、なぜカビが生えるの?」
と思うかもしれません。
ポイントになるのが、冷房や除湿運転をしたときに発生する結露です。
冷房を使うと内部に水分が発生する
冷房運転では、エアコン内部の熱交換器が冷たくなります。
そこへ室内の暖かい空気が通ることで、熱交換器に結露水が発生します。
冷たい飲み物を入れたコップの外側に水滴が付くのと似た仕組みです。
通常、この水はドレンパンに集まり、ドレンホースを通って屋外へ排出されます。
しかし冷房停止後もしばらく内部には湿気が残ります。
そこにホコリなどの汚れが加わることで、カビが発生しやすい環境になることがあります。
特に汚れやすいのが送風ファン
エアコンの吹き出し口から中をのぞくと、奥に筒状の黒い部品が見える機種があります。
これが送風ファンです。
送風ファンはエアコン内部の空気を部屋へ送り出す重要な部品ですが、長期間使用しているとホコリやカビが付着することがあります。
汚れがひどくなると、
黒い点々が見える
ファン表面が白っぽく汚れている
黒いカスが飛んでくる
といった状態になることもあります。
吹き出し口からスマートフォンのライトなどで内部を照らすと、見える範囲の状態を確認できます。
ただし、無理に手や道具を奥まで入れるのは避けましょう。
エアコンから嫌な臭いがする原因は?
長年使用しているエアコンで多い悩みのひとつが、
「エアコンをつけると臭う」
という症状です。
臭いにはさまざまな原因があります。
内部のカビや汚れ
熱交換器や送風ファンなどにカビや汚れが蓄積していると、運転時に臭いを感じることがあります。
特に冷房を使い始めたときなどに気になるケースがあります。
部屋の臭いを吸い込んでいる
エアコンは室内の空気を循環させています。
そのため、
料理
タバコ
ペット
香水
芳香剤
生活臭
なども吸い込みます。
こうした臭いが内部に付着して、運転時に感じることがあります。
そのため、エアコンの臭いは必ずしもカビだけが原因とは限りません。
ドレンパンなどの汚れ
冷房時に発生した結露水を受けるドレンパンにも、汚れやヌメリが蓄積することがあります。
こうした内部の汚れが臭いに関係しているケースもあります。
10年以上掃除していないと冷暖房の効きも悪くなる?
汚れ方によっては、エアコンの性能に影響することがあります。
たとえば熱交換器やフィルターに大量のホコリが付着すると、空気が通りにくくなります。
その結果、
風量が弱く感じる
部屋が冷えるまで時間がかかる
暖まるまで時間がかかる
などにつながることがあります。
ただし、ここで注意したいのが、
「効きが悪い=必ず汚れが原因」ではない
ということです。
10年以上使用しているエアコンでは、部品の経年劣化や冷媒関係など、機械的な不具合が原因の可能性もあります。
クリーニングは修理ではないため、故障が原因の場合はメーカーなどへの相談が必要です。
黒いカスがエアコンから飛んでくることもある
「エアコンをつけると黒いものが飛んでくる」
という相談もあります。
黒いカスにはさまざまな原因が考えられますが、送風ファンなどに付着していた汚れが剥がれて飛んでくるケースがあります。
この状態になっている場合、見える範囲だけを拭いても奥に汚れが残っている可能性があります。
内部クリーニングを検討するひとつのサインと考えてよいでしょう。
10年以上掃除していないエアコンで確認したい7つのサイン
長年クリーニングしていない場合は、次のような症状がないかチェックしてみてください。
吹き出し口に黒い点々がある
送風ファンにカビやホコリが見える
エアコンをつけると嫌な臭いがする
黒いカスが飛んでくる
フィルターを掃除しても風量が弱い
冷房・暖房の効きが以前より悪い
一度も内部クリーニングをしたことがない
複数当てはまる場合は、一度内部の状態を確認してみてもよいでしょう。
自分でできるエアコン掃除はどこまで?
「業者に頼む前に、自分で掃除できないの?」
という方もいると思います。
日常のお手入れとして自分で行いやすいのは、
フィルター
外装カバー
ルーバー
吹き出し口の手が届く範囲
などです。
特にフィルターは定期的に掃除しておくことで、ホコリが内部へ入り込む量を抑えることにつながります。
一方、熱交換器や送風ファンなど内部の奥まで無理に掃除するのはおすすめしません。
エアコン内部には電装部品などがあり、誤った方法で掃除すると故障につながる可能性があります。
市販のエアコン洗浄スプレーは使っていい?
ホームセンターなどでは、エアコン用の洗浄スプレーも販売されています。
手軽に見えますが、使用方法には注意が必要です。
洗浄液が内部に残ったり、電装部品へかかったりすると、不具合の原因になる可能性があります。
また、送風ファンやドレンパンなど、スプレーだけでは十分に洗浄できない場所もあります。
使用する場合は、エアコンメーカーの取扱説明書や注意事項を確認してください。
内部の汚れがひどい場合は、無理に自己流で掃除せず専門業者へ相談するほうが安心です。
10年以上のエアコンをクリーニングするときの注意点
「10年以上掃除していないなら、すぐクリーニングすればいい」
と思うかもしれません。
しかし、古いエアコンだからこその注意点があります。
プラスチック部品が劣化している
エアコンのカバーやルーバーなどは、長期間使用すると経年劣化します。
分解時にツメなどが破損するリスクが、新しい機種より高くなります。
電装部品も経年劣化している
基板・モーター・センサーなども長期間使用することで劣化していきます。
クリーニングは、こうした古くなった部品を新品に戻す作業ではありません。
修理部品がない可能性がある
製造から長期間経過している機種では、メーカーの交換部品がすでに終了している場合があります。
万が一故障しても、部品がなく修理できない可能性があります。
そのため、古いエアコンについては受付をしていなかったり、保証対象外としていたりするクリーニング業者もあります。
クリーニングと買い替え、どちらがいい?
10年以上使用している場合は、現在の状態によって判断しましょう。
クリーニングを検討してもよいケース
現在は正常に動いている
冷房・暖房もしっかり効く
異音やエラーがない
主な悩みがカビ・ホコリ・臭い
まだしばらく使いたい
このような場合は、古い機種のリスクを理解したうえでクリーニングを検討する方法があります。
買い替え・修理を検討したいケース
冷暖房がほとんど効かない
異音がする
エラーが出る
電源が入りにくい
運転途中で止まる
複数の不具合がある
この場合は、クリーニングでは改善しない可能性があります。
10年間掃除していなくても必ず「真っ黒」とは限らない
「10年間掃除していない」と聞くと、
「中はものすごく汚れているのでは?」
と思うかもしれません。
しかし実際の汚れ方は、使用状況によってかなり違います。
たとえば、
毎年夏に少ししか使わないエアコン
と、
夏も冬も毎日長時間使うエアコン
では、同じ10年でも状態は異なります。
さらに、
部屋のホコリの量
ペットの有無
喫煙環境
キッチンとの距離
フィルター掃除の頻度
冷房・除湿の使用時間
などでも変わります。
そのため、年数だけで汚れ具合を決めつけず、実際の状態を見ることが大切です。
そうじ屋くまでは高圧洗浄で内部をクリーニング
そうじ屋くまでは、エアコンの状態や機種を確認したうえで、カバーを取り外して内部を高圧洗浄する分解洗浄を行っています。
主に、
カバー
フィルター
熱交換器
送風ファン周辺
吹き出し口
などの汚れを洗浄します。
※通常の分解洗浄では、ドレンパン・送風ファン自体は取り外しません。
長期間クリーニングしていないエアコンでは、洗浄すると黒く濁った汚水が出ることもあります。
ただし、10年以上経過している機種については、製造年や状態によって対応できない場合や、保証が難しい場合があります。
お問い合わせの際は、メーカー・型番・製造年をお知らせいただくと確認がスムーズです。
どんな人がエアコンクリーニングに来るの?
長年使っているエアコンを初めてクリーニングするとなると、
「どんな人が作業するんだろう?」
という点も気になると思います。
そうじ屋くまでは、代表の大津ふみあき本人がお伺いしています。
清掃歴13年以上の経験をもとに、エアコンの機種や状態を確認しながら一台一台作業しています。
初めてご依頼いただく方に向けて、プロフィールや仕事への考え方も紹介しています。
エアコンを汚れにくくするためにできること
クリーニングしたあとも、普段のお手入れを続けることが大切です。
特に意識したいのは、
フィルターを定期的に掃除する
部屋のホコリをこまめに掃除する
冷房使用後は内部乾燥・内部クリーン機能を活用する
吹き出し口の汚れをときどき確認する
異臭や黒いカスなどの変化を放置しない
といったことです。
内部クリーン機能の使い方はメーカーや機種によって異なるため、取扱説明書を確認しましょう。
まとめ|10年以上掃除していないなら一度内部をチェックしてみよう
10年以上エアコンクリーニングをしていない場合、内部には長年の使用によってカビやホコリなどが蓄積している可能性があります。
特に、
吹き出し口に黒い汚れがある
送風ファンが汚れている
カビ臭い
黒いカスが飛んでくる
フィルターを掃除しても風量が弱い
といった症状がある場合は、内部クリーニングを検討するサインです。
ただし、10年以上経過しているエアコンでは経年劣化による故障・破損のリスクも高くなります。
現在正常に動いているのか、交換部品が残っているのか、クリーニング後の保証はどうなるのかなども確認してから依頼しましょう。
また、効きが悪い・異音がする・エラーが出るなどの症状がある場合は、汚れではなく故障が原因の可能性もあります。
「10年以上掃除していないから、とにかく洗えば大丈夫」と考えるのではなく、エアコンの年数と現在の状態を合わせて判断することが大切です。
そうじ屋くまのエアコンクリーニングについて、作業内容・対応機種・最新の料金などはホームページでご案内しています。
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どんな人が来るか不安。。。
ドラム式洗濯機クリーニングは、ご自宅の中で数時間作業するため、「どんな人が来るんだろう?」と不安に感じる方もいらっしゃると思います。
そうじ屋くまでは、代表本人がお伺いして作業しています。
初めてご依頼いただく方は、こちらの記事で実際に作業に伺う人についてご紹介しています。
▶どんな人が来るの?そうじ屋くま 店長 大津ふみあき|清掃歴13年以上、代表本人がお伺いします
