
10年以上使っているエアコンはクリーニングできる?注意点とリスクを解説
2026年08月27日 13:36
「10年以上使っているエアコンでもクリーニングしてもらえる?」
「古いエアコンだから業者に断られないか心配」
「クリーニング中に壊れたらどうなるの?」
長年使用しているエアコンの汚れや臭いが気になり、クリーニングを検討している方も多いと思います。
結論からいうと、10年以上使用しているエアコンでも、状態や機種によってはクリーニングできる場合があります。
ただし、新しいエアコンと同じように考えることはできません。
古いエアコンは部品の経年劣化が進んでいる可能性があり、クリーニングによる故障・破損のリスクも高くなります。また、万が一故障しても交換部品がすでに製造終了していることがあります。
この記事では、清掃歴13年以上の「そうじ屋くま」が、10年以上使っているエアコンをクリーニングするときの注意点やリスク、依頼前に確認しておきたいポイントを分かりやすく解説します。
10年以上のエアコンでもクリーニングできる?
製造から10年以上経過しているからといって、必ずクリーニングできないわけではありません。
実際に作業できるかどうかは、
メーカー
機種
製造年
エアコンの状態
設置状況
部品の劣化状態
業者の対応基準
などによって変わります。
そのため、
「10年以上=絶対にクリーニング不可」
ではありません。
一方で、10年以上経過したエアコンについては受付をしていなかったり、保証対象外を条件として作業したりする業者もあります。
まずは予約前にメーカー・型番・製造年を伝えて、対応可能か確認することが大切です。
なぜ10年以上のエアコンクリーニングは注意が必要?
エアコンは長く使用するほど、内部だけでなく本体のさまざまな部品が劣化していきます。
見た目には問題がなくても、分解したときに初めて劣化が分かるケースもあります。
特に注意したいポイントを見ていきましょう。
1.プラスチック部品が劣化していることがある
エアコンの外装カバーやルーバーなどには、多くのプラスチック部品が使われています。
プラスチックは年月が経つと徐々に劣化します。
そのため古いエアコンでは、
カバーを外したときにツメが折れる
ルーバーが割れる
ネジ周辺が破損する
といったリスクが新しいエアコンより高くなります。
特に日当たりの良い場所に設置されているエアコンなどは、紫外線の影響でプラスチックが劣化していることもあります。
2.電装部品も経年劣化している
エアコンには、
基板
モーター
センサー
配線
コネクター
など多くの電気部品が使用されています。
これらも永久に使えるものではありません。
10年以上問題なく動いていたとしても、部品そのものが経年劣化している可能性があります。
そのためクリーニング前には正常に動いていても、作業後に不具合が発生する可能性を完全にゼロにはできません。
3.交換部品がない可能性がある
古いエアコンで特に大きな問題になるのが、故障したときの交換部品です。
エアコンメーカーが補修用性能部品を保有する期間には限りがあります。
製造終了から長期間経過した機種では、
「壊れた部品を交換したくても部品がない」
というケースがあります。
このため、10年以上経過したエアコンについて保証対象外としているクリーニング業者もあります。
「10年以上」は購入してから?製造されてから?
ここは意外と間違えやすいポイントです。
業者が古いエアコンの年数を確認するときは、一般的に本体の製造年を確認します。
「購入してから9年だから大丈夫」と思っていても、製造自体はさらに前という可能性もあります。
製造年は室内機の下側や側面などに貼られているシールに記載されていることがあります。
予約前に、
メーカー・型番・製造年
を確認しておくとスムーズです。
分からない場合は、本体の型番シールをスマートフォンで撮影して業者へ送るのもおすすめです。
10年以上のエアコンを業者が断ることがあるのはなぜ?
「普通に動いているのに、なぜクリーニングしてくれないの?」
と思う方もいるかもしれません。
しかし、業者が古いエアコンを断るのには理由があります。
大きいのは、やはり故障や破損が起きたときに元の状態へ戻せない可能性があることです。
たとえばクリーニング中に経年劣化した部品が破損し、メーカーにも交換部品がなければ修理できません。
そのため業者によって、
10年以上は受付不可
一定年数以上は保証対象外
状態を確認してから判断
破損・故障リスクを説明したうえで施工
など対応が異なります。
「断られた=技術がない」というわけではなく、古い機種特有のリスクを考慮した判断である場合があります。
10年以上のエアコンをクリーニングするメリット
リスクがある一方で、状態によってはクリーニングするメリットもあります。
内部のカビ・ホコリを洗浄できる
長期間使用しているエアコンでは、熱交換器や送風部分などにカビ・ホコリが蓄積していることがあります。
業者によるクリーニングでは、普段のお手入れでは届かない内部まで高圧洗浄できます。
臭いが改善する場合がある
エアコン内部のカビや汚れが臭いの原因になっている場合は、クリーニングによって改善することがあります。
ただし、臭いの原因は内部の汚れだけではありません。
部屋そのものの臭いや、エアコン内部に染み込んだ臭いなどが原因の場合もあるため、クリーニングですべての臭いを完全に除去できるとは限りません。
風量が改善する場合がある
フィルターや熱交換器などに大量のホコリが付着していると、空気の流れが悪くなる場合があります。
汚れが原因で風量が低下している場合は、クリーニングによって改善する可能性があります。
ただし、モーターや基板など機械的な故障が原因の場合は改善しません。
クリーニングすれば寿命が延びる?
「10年以上使っているエアコンをクリーニングすれば、あと何年も使える?」
という質問もあります。
クリーニングは内部の汚れを落とすためのメンテナンスであり、古くなった部品を新品に戻す作業ではありません。
そのため、
「クリーニングしたから寿命が○年延びる」
とは言い切れません。
内部をきれいにすることと、機械そのものの寿命は分けて考える必要があります。
こんな場合はクリーニングより買い替えも検討
10年以上使用している場合、状態によってはクリーニング費用をかけるより買い替えを検討したほうがよいケースもあります。
たとえば、
冷房・暖房の効きが明らかに悪い
異音がする
エラーが頻繁に出る
水漏れ以外にも不具合がある
電源が入らないことがある
修理部品がすでにない
近いうちに買い替える予定がある
といった場合です。
特に機械的な不具合がある場合、クリーニングをしても直らない可能性があります。
先にメーカーや修理業者へ相談したほうがよいでしょう。
逆にクリーニングを検討してもよいケース
10年以上経過していても、
現在は問題なく運転している
冷房・暖房もしっかり効いている
異音やエラーがない
カビやホコリが気になる
吹き出し口の汚れが目立つ
臭いが気になる
すぐに買い替える予定はない
という場合は、リスクを理解したうえでクリーニングを検討する選択肢があります。
ただし施工できるかどうかは機種や状態によって異なるため、事前に業者へ確認しましょう。
10年以上のエアコンを依頼する前に確認したい5つのこと
1.製造年を確認する
まずエアコン本体のシールなどを確認して、製造年を調べましょう。
2.メーカー・型番を確認する
メーカーだけでなく型番まで伝えると、業者側が対応可能か判断しやすくなります。
3.現在の不具合を伝える
異音・水漏れ・エラー・効きが悪いなどの症状がある場合は、予約時に必ず伝えておきましょう。
4.保証について確認する
10年以上の機種では、クリーニング後の故障や破損について保証対象外となることがあります。
作業を依頼する前に確認しておくことが大切です。
5.買い替え予定も考える
近いうちに買い替える予定なら、クリーニング費用を新しいエアコンの購入費用に回すという考え方もあります。
逆に、まだしばらく使う予定で現在の運転状態に問題がなければ、クリーニングを検討してもよいでしょう。
そうじ屋くまでは古いエアコンをどうしている?
そうじ屋くまでは、古いエアコンについては製造年や機種、現在の状態を確認したうえで対応を判断しています。
特に年数が経過している機種では、プラスチック部品や電装部品などの経年劣化が考えられます。
そのため、製造から長期間経過しているエアコンについては、故障・破損時の保証が難しい場合があります。
「うちのエアコンは対応できる?」
という場合は、メーカー・型番・製造年が分かる写真をご用意いただくと確認がスムーズです。
どんな人がエアコンクリーニングに来るの?
古いエアコンだからこそ、
「経験のある人に見てもらいたい」
と考える方も多いと思います。
そうじ屋くまでは、代表の大津ふみあき本人がお伺いしています。
清掃歴13年以上の経験をもとに、機種や状態を確認しながら一台一台作業しています。
初めてご依頼いただく方に向けて、プロフィールや仕事への考え方も紹介しています。
まとめ|10年以上のエアコンはリスクを理解してクリーニングを検討しよう
10年以上使用しているエアコンでも、状態や機種によってはクリーニングできる場合があります。
ただし、新しいエアコンと比べると、
プラスチック部品が劣化している
電装部品が経年劣化している
分解時に部品が破損する可能性がある
故障しても交換部品がない可能性がある
業者の保証対象外になる場合がある
といったリスクがあります。
大切なのは、「10年以上だから絶対にダメ」「クリーニングすればまだ何年も使える」と一律に考えないことです。
現在の運転状態や製造年、買い替え予定などを考えて判断しましょう。
エアコンが正常に動いていて、カビ・ホコリ・臭いなどの汚れが気になっている場合は、メーカー・型番・製造年を確認してクリーニング業者へ相談してみるのがおすすめです。
そうじ屋くまのエアコンクリーニングについて、対応内容や最新の料金などはホームページでご案内しています。
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