
ドラム式洗濯機の排水フィルター掃除|詰まりを防ぐ正しいお手入れ方法
2026年08月13日 14:14
「ドラム式洗濯機の排水フィルターって掃除したほうがいいの?」
「開けてみたら糸くずやゴミがびっしり溜まっていた…」
ドラム式洗濯機には、排水時に流れてくる糸くずや異物などをキャッチする排水フィルターが付いている機種があります。
普段あまり目立たない場所ですが、掃除せずに使い続けると、ゴミやホコリが蓄積して排水がスムーズにできなくなったり、臭いやエラーにつながったりする場合があります。
今回は、清掃歴13年以上の「そうじ屋くま」が、ドラム式洗濯機の排水フィルターが汚れる原因、自分でできる掃除方法、詰まりを防ぐためのお手入れポイントについて分かりやすく解説します。
ドラム式洗濯機の排水フィルターとは?
排水フィルターは、洗濯時に出るゴミや異物などをキャッチし、排水経路へ流れ込むのを防ぐための部品です。
メーカーによっては、
糸くずフィルター
排水フィルター
排水口フィルター
など名称が異なる場合があります。
多くのドラム式洗濯機では本体下部付近に設置されていますが、機種によって位置や構造は異なります。
詳しい場所は取扱説明書で確認してください。
排水フィルターには何が溜まる?
排水フィルターを取り外してみると、思っていた以上に汚れていることがあります。
主に溜まりやすいのは、
衣類から出た糸くず
ホコリ
髪の毛
ペットの毛
ティッシュなどの紙くず
洗剤や柔軟剤などの汚れ
小さな異物
などです。
ポケットにティッシュなどを入れたまま洗濯してしまうと、大量の紙くずがフィルターへ流れてくることもあります。
排水フィルターを掃除しないとどうなる?
排水フィルターは、汚れていてもすぐに洗濯機が故障するわけではありません。
しかし、汚れが大量に蓄積するとトラブルにつながる可能性があります。
① 排水がスムーズにできなくなる
排水フィルターに糸くずやゴミが大量に詰まると、水が通りにくくなる場合があります。
正常に排水できなくなると、洗濯時間が長くなったり、運転が途中で止まったりする可能性があります。
② 排水エラーが出ることがある
排水が正常に行われない場合、洗濯機が異常を検知してエラーを表示することがあります。
「急に洗濯機が止まった」
「排水に関するエラーが出た」
という場合は、取扱説明書でエラー内容を確認するとともに、排水フィルターの状態もチェックしてみましょう。
ただし、排水エラーはフィルターだけでなく、排水ホースや排水口、排水ポンプなど別の原因で発生することもあります。
③ 嫌な臭いの原因になる
排水フィルターには濡れた糸くずやホコリなどが溜まります。
そこに洗剤や柔軟剤などの成分も加わり、長期間放置するとヌメリや臭いが発生する場合があります。
ドラム式洗濯機から嫌な臭いがするときは、洗濯槽だけでなく排水フィルターも確認してみましょう。
④ ヌメリやカビなどの汚れが発生する
排水フィルターは水分に触れる場所なので、汚れを放置するとヌメリなどが発生することがあります。
ゴミが大量に溜まってから掃除するよりも、定期的に取り除いたほうがお手入れも簡単です。
排水フィルターを掃除する前に注意!
ここはとても重要です。
排水フィルターをいきなり開けるのはおすすめしません。
洗濯機内部に水が残っている状態でフィルターを外すと、排水口から水が勢いよく出てきて床が水浸しになる可能性があります。
メーカー・機種によって排水方法やフィルターの取り外し方が異なるため、必ず取扱説明書を確認してから作業してください。
ドラム式洗濯機の排水フィルターを掃除する方法
基本的なお手入れの流れをご紹介します。
実際の作業方法はメーカー・機種によって異なるため、取扱説明書の方法を優先してください。
① 洗濯機の運転を停止する
まず洗濯機の運転が完全に終了していることを確認します。
電源を切り、安全な状態で作業しましょう。
② 水が残っていないか確認する
フィルターを開ける前に、洗濯機内部に水が残っていないことを確認します。
機種によっては、排水フィルター付近に緊急排水用のホースなどが設置されている場合があります。
その場合は、メーカー指定の手順で残っている水を排出します。
床に水がこぼれる可能性があるため、
タオル
雑巾
浅い容器
などを準備しておくと安心です。
③ 排水フィルターをゆっくり取り外す
取扱説明書を確認しながら、フィルターをゆっくり取り外します。
勢いよく開けると水が出てくる可能性があります。
少しずつ緩めながら、水が出てこないか確認してください。
④ 糸くずやゴミを取り除く
取り外したフィルターに付着している、
糸くず
ホコリ
髪の毛
紙くず
その他の異物
などを取り除きます。
細かな部分は柔らかいブラシなどを使用すると掃除しやすいでしょう。
⑤ フィルターを水洗いする
水洗いできる部品であれば、付着したヌメリや汚れを洗い流します。
使用できる洗剤やお手入れ方法については、取扱説明書を確認してください。
硬いブラシや鋭利な道具などで強くこすると、部品を傷つける可能性があります。
⑥ フィルターを外した本体側も確認する
フィルターだけでなく、取り外した奥側にもゴミが残っていることがあります。
ライトなどで確認し、手の届く範囲に見えるゴミがあれば無理のない範囲で取り除きます。
ただし、奥まで指や棒などを入れるのは避けてください。
内部には排水ポンプなどの部品がある場合があります。
⑦ 排水フィルターを正しく取り付ける
掃除が終わったら、排水フィルターを元の位置へ戻します。
ここで重要なのが、しっかり正しく取り付けることです。
フィルターが斜めに入っていたり、締め込みが不十分だったりすると、水漏れにつながる可能性があります。
取り付け後は、フィルターが正しい位置に固定されていることを確認してください。
排水フィルター掃除でやってはいけないこと
排水フィルターのお手入れでは、次のような行為は避けましょう。
洗濯機に水が残ったまま勢いよく開ける
無理にフィルターを引っ張る
硬い道具で汚れを削る
奥まで棒やブラシを差し込む
大量の水を内部へ流し込む
メーカー非推奨の洗剤を使用する
自己判断で排水ポンプなどを分解する
特に注意したいのが水漏れです。
排水フィルターを掃除したあとは、正しく取り付けられているか必ず確認しましょう。
排水フィルターの掃除頻度は?
排水フィルターのお手入れ頻度は、メーカー・機種・使用状況によって異なります。
そのため、基本的には使用している洗濯機の取扱説明書に記載された頻度に従うのがおすすめです。
また、
糸くずがたくさん溜まっている
排水に時間がかかる
排水エラーが出る
嫌な臭いがする
フィルターにヌメリがある
といった症状がある場合は、早めに確認してみましょう。
排水フィルターの詰まりを防ぐポイント
普段の使い方を少し意識するだけでも、排水フィルターへの異物の流入を減らすことができます。
① 洗濯前にポケットを確認する
ティッシュ・レシート・小物などが入っていないか確認しましょう。
② ペットの毛などをできるだけ取り除く
衣類に大量の毛が付いている場合は、洗濯前にできる範囲で取り除いておくとよいでしょう。
③ 洗剤・柔軟剤の適量を守る
必要以上に使用すると、洗剤成分が残りやすくなる場合があります。
④ 定期的にフィルターを確認する
完全に詰まってから掃除するのではなく、定期的に確認することが大切です。
排水フィルターを掃除しても排水エラーが直らない場合は?
排水フィルターをきれいにしても、
「まだ排水できない」
「同じエラーが出る」
という場合は、別の場所に原因がある可能性があります。
例えば、
排水ホースの詰まり
排水ホースの折れ・つぶれ
洗濯機下の排水口の詰まり
排水経路内部の汚れ
排水ポンプの不具合
その他の機械的な故障
などです。
排水フィルターを掃除しても改善しない場合は、無理に分解せずメーカーや修理業者へ相談しましょう。
排水口の掃除も忘れずに
排水フィルターがきれいでも、洗濯機の下にある排水口が汚れている場合があります。
排水口には長期間の使用によって、
糸くず
ホコリ
洗剤カス
ヌメリ
などが蓄積することがあります。
排水口が詰まり始めると、
排水が遅くなる
嫌な臭いがする
水が逆流する
排水エラーにつながる
といったトラブルが起こる可能性があります。
洗濯機の下にあって自分では掃除しにくい場合は、無理に洗濯機を動かさず専門業者へ相談しましょう。
排水フィルターだけでなく内部にも汚れは溜まる
ドラム式洗濯機には、排水フィルター以外にも汚れやすい場所があります。
例えば、
ゴムパッキン
洗剤投入口
乾燥フィルター
乾燥経路
排水ホース
排水口
洗濯槽内部
などです。
特に乾燥機能をよく使用するご家庭では、内部の乾燥経路などにホコリが蓄積することがあります。
排水フィルターを掃除していても、洗濯機内部のすべての汚れを取り除けるわけではありません。
こんな症状があれば内部クリーニングも検討
次のような症状がある場合は、普段のお手入れだけでなくプロによる内部クリーニングを検討してみてもよいでしょう。
乾燥時間が以前より長くなった
洗濯物が乾ききらない
生乾きの臭いが気になる
内部のホコリが気になる
排水口周辺から嫌な臭いがする
数年間、内部クリーニングをしていない
ただし、乾燥不良や排水エラーなどは、機械部分の経年劣化や故障が原因の場合もあります。
クリーニングをすれば必ず改善するわけではないことも覚えておきましょう。
そうじ屋くまのドラム式洗濯機クリーニング
「そうじ屋くま」では、普段のお手入れでは届きにくいドラム式洗濯機内部のクリーニングを行っています。
基本的にドラム本体は取り外さず、部品を分解して内部に蓄積したホコリや汚れを専用の洗浄機で高圧洗浄します。
清掃歴13年以上の代表本人が、一台一台丁寧に作業いたします。
料金
ドラム式洗濯機クリーニング:25,800円(税込)
排水口クリーニング:+3,000円
排水ホースクリーニング:+3,000円
洗濯パン:+3,000円
防カビ施工:+3,000円
作業時間は約2.5〜3.5時間が目安です。
対応メーカー・機種には条件がありますので、ご依頼前にメーカー名・型番をご確認ください。
まとめ|排水フィルターは詰まる前の定期的な掃除が大切
ドラム式洗濯機の排水フィルターには、洗濯するたびに、
糸くず
ホコリ
髪の毛
ペットの毛
紙くず
その他の異物
などが溜まることがあります。
長期間放置すると、排水不良・エラー・ヌメリ・嫌な臭いなどにつながる可能性があります。
取扱説明書を確認しながら定期的に掃除し、汚れが大量に溜まる前に取り除くことが大切です。
また、排水フィルターを掃除しても排水不良や臭いが改善しない場合は、排水ホース・排水口・内部の排水経路など、別の場所に原因がある可能性があります。
無理に分解せず、必要に応じて専門業者やメーカーへ相談しましょう。
ドラム式洗濯機クリーニングのご相談・ご依頼はこちら
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