
エアコンクリーニングで水漏れは改善する?原因と掃除が必要なケースを解説
2026年08月14日 15:27
「エアコンから突然、水がポタポタ落ちてきた…」
「エアコンクリーニングをすれば水漏れは直る?」
夏場にエアコンを使用していると、室内機から水が垂れてくることがあります。
エアコンの水漏れにはさまざまな原因があり、汚れやドレンホースの詰まりが原因であれば、クリーニングによって改善する可能性があります。
一方で、部品の故障や設置状態などが原因の場合は、クリーニングでは改善できません。
今回は、清掃歴13年以上の「そうじ屋くま」が、エアコンから水漏れする主な原因と、エアコンクリーニングで改善が期待できるケース・できないケースについて分かりやすく解説します。
エアコンから水が出ること自体は正常
まず知っておきたいのが、冷房運転中のエアコン内部では水が発生するということです。
冷房運転では、室内の暖かい空気をエアコン内部の熱交換器で冷やします。
このとき空気中の水分が結露し、水滴になります。
イメージとしては、冷たい飲み物を入れたコップの表面に水滴が付くのと同じです。
通常、この水は、
熱交換器
↓
ドレンパン
↓
ドレンホース
↓
屋外へ排水
という流れで外へ排出されます。
そのため、冷房運転中に室外へ水が流れていること自体は異常ではありません。
問題なのは、本来屋外へ流れるはずの水が室内側へ漏れてくることです。
エアコンから水漏れする主な原因
エアコンの水漏れには、いくつかの原因があります。
「水漏れ=汚れ」とは限らないため、原因を見極めることが大切です。
原因① ドレンホースが詰まっている
水漏れの原因として考えられるもののひとつが、ドレンホースの詰まりです。
ドレンホースは、エアコン内部で発生した結露水を屋外へ排出するためのホースです。
長期間使用していると、
ホコリ
汚れ
ヌメリ
ゴミ
などによって水の流れが悪くなることがあります。
正常に排水できなくなると、行き場を失った水が室内機側へ逆流し、水漏れにつながることがあります。
原因② ドレンパンに汚れが溜まっている
エアコン内部で発生した水は、まずドレンパンと呼ばれる受け皿へ流れます。
ドレンパンには常に結露水が流れるため、
ホコリ
カビ
ヌメリ
汚れ
などが蓄積することがあります。
汚れが大量に溜まって排水経路を塞いでしまうと、水が正常に流れなくなり、水漏れにつながる場合があります。
原因③ 熱交換器が汚れている
エアコンのフィルターを外すと見える、アルミフィンの部分が熱交換器です。
ここに大量のホコリや汚れが付着すると、空気の流れや結露水の流れに影響する場合があります。
汚れがひどい場合には、エアコンクリーニングで熱交換器を洗浄することで、本来の状態に近づけられる可能性があります。
原因④ フィルターがホコリで詰まっている
意外と見落としやすいのがフィルターです。
フィルターに大量のホコリが付着すると、エアコン内部へ十分な空気を取り込みにくくなります。
まずはフィルターを確認し、ホコリが大量に付着している場合は、取扱説明書に従って掃除してみましょう。
フィルター掃除は家庭でもできる基本的なお手入れです。
原因⑤ ドレンホースの先端が塞がっている
ドレンホース内部ではなく、屋外側の出口に問題があることもあります。
例えば、
ホースの先端が地面についている
落ち葉やゴミで塞がれている
ホースが折れ曲がっている
虫などが入り込んでいる
といったケースです。
水漏れしたときは、室内機だけでなく屋外のドレンホースも確認してみましょう。
ただし、無理に棒などを差し込むのはおすすめしません。
ホースを傷つける可能性があります。
エアコンクリーニングで水漏れは改善する?
結論としては、水漏れの原因がエアコン内部の汚れや排水経路の詰まりであれば、クリーニングによって改善する可能性があります。
例えば、
熱交換器に大量の汚れがある
ドレンパンに汚れが溜まっている
排水経路にヌメリや汚れがある
ドレンホースが汚れで詰まっている
といったケースです。
エアコンクリーニングでは、普段のお手入れでは掃除しにくい内部の汚れを洗浄します。
汚れによって水の流れが悪くなっていた場合は、それを取り除くことで改善することがあります。
ただし、クリーニングでは直らない水漏れもある
ここは非常に重要です。
エアコンクリーニングは修理ではありません。
水漏れの原因によっては、どれだけきれいに洗浄しても改善しない場合があります。
ドレンホースの勾配に問題がある
ドレンホースは、水が自然に屋外へ流れるように設置されています。
ところが、
ホースが途中で持ち上がっている
逆勾配になっている
配管施工に問題がある
などの場合は、水が正常に排出されないことがあります。
このようなケースでは、クリーニングではなく設置状態の確認・修正が必要です。
ドレンパンや部品が破損している
ドレンパン自体に、
ひび割れ
破損
変形
などがある場合は、掃除では改善できません。
部品交換や修理が必要になる可能性があります。
エアコンの設置状態に問題がある
室内機の取り付け状態によって水が正常に流れないケースもあります。
特に、
「設置して間もないのに水漏れする」
という場合は、エアコン内部の汚れよりも設置状態などを確認したほうがよい場合があります。
この場合は、取り付けを行った業者へ相談してみましょう。
部品の故障・経年劣化
長期間使用しているエアコンでは、内部部品の経年劣化が原因となることもあります。
特に、
エラーが出ている
異音がする
冷房が効かない
水漏れを繰り返す
などの症状がある場合は、メーカーや修理業者への相談も検討しましょう。
水漏れしたら最初に確認したいこと
突然エアコンから水が落ちてくると慌ててしまいますが、まずは次のポイントを確認してみましょう。
① エアコンの運転を止める
大量に水が漏れている場合は、まず運転を停止しましょう。
水が壁・床・家具などへ広がるのを防ぎます。
電装部分まで濡れている可能性がある場合は、無理に操作しないようにしてください。
② フィルターを確認する
大量のホコリが付着していないか確認します。
③ ドレンホースの出口を見る
屋外側のホースが、
折れていないか
塞がれていないか
地面に埋まっていないか
などを確認します。
④ どこから水が出ているか確認する
吹き出し口からなのか、本体の端からなのか、壁との隙間からなのかによっても原因が異なる場合があります。
スマートフォンで写真や動画を撮っておくと、業者へ相談するときにも説明しやすくなります。
ドレンホースを自分で掃除しても大丈夫?
ドレンホースの出口付近に見えるゴミを取り除く程度であれば、自分でできる場合があります。
ただし、
長い棒やブラシを奥まで差し込むのはおすすめしません。
ホースを傷つけたり、ゴミをさらに奥へ押し込んだりする可能性があります。
また、強い力で吸引したり圧力をかけたりすると、接続部分に影響する可能性もあります。
不安な場合は無理に作業しないようにしましょう。
水漏れ予防には定期的なお手入れも大切
すべての水漏れを掃除で防げるわけではありませんが、汚れによる詰まりを防ぐためには日頃のお手入れが大切です。
特に、
フィルターを定期的に掃除する
冷房シーズン前にエアコン内部を確認する
吹き出し口にカビや大量のホコリがないか確認する
ドレンホースの出口が塞がっていないか確認する
といったことを意識してみましょう。
こんな状態ならエアコンクリーニングを検討
次のような症状がある場合は、内部の汚れが蓄積している可能性があります。
吹き出し口に黒いカビが見える
エアコンから嫌な臭いがする
フィルターの奥がホコリで汚れている
数年間エアコンクリーニングをしていない
冷房の効きが以前より悪く感じる
内部の汚れとともに水漏れも気になる
特に、内部のカビやホコリが目立っている場合は、一度プロによるクリーニングを検討してみてもよいでしょう。
水漏れだけなら修理とクリーニング、どちらに頼む?
判断に迷うところですよね。
目安として、カビ・ホコリ・臭いなど内部の汚れも気になる場合は、エアコンクリーニング業者へ相談する選択肢があります。
一方、
エアコンを設置したばかり
ドレンパンなどの破損が疑われる
エラー表示が出る
異音がする
冷暖房そのものが正常に動かない
クリーニング後も水漏れする
といった場合は、メーカー・修理業者・取り付け業者への相談が適している可能性があります。
水漏れの原因によって依頼先を変えることがポイントです。
そうじ屋くまのエアコンクリーニング
「そうじ屋くま」では、エアコン内部に蓄積したカビ・ホコリなどを高圧洗浄でクリーニングしています。
カバーを外して内部を確認し、普段のお手入れでは届きにくい熱交換器や吹き出し口などを丁寧に洗浄します。
清掃歴13年以上の代表本人が、一台一台作業いたします。
エアコンクリーニング料金
壁掛け通常エアコン:9,000円(税込)/1台
お掃除機能付きエアコン:13,000円(税込)/1台
室外機クリーニング:+3,000円
防カビ施工:+1,000円
ドレンホースクリーニング:+2,000円
作業時間は、壁掛けエアコンで約1.5〜2時間/1台が目安です。
水漏れの原因がドレンホースの詰まりなどにある場合は、状況に応じてドレンホースのクリーニングもご検討ください。
まとめ|水漏れは「汚れ」か「故障・設置」の見極めが大切
エアコンから水漏れする原因はひとつではありません。
主な原因として、
ドレンホースの詰まり
ドレンパンの汚れ
熱交換器の汚れ
フィルターの詰まり
排水経路の問題
ドレンパンなどの破損
エアコンの設置状態
部品の経年劣化
などが考えられます。
汚れや詰まりが原因なら、エアコンクリーニングによって改善する可能性があります。
しかし、部品の破損・設置状態・機械的な故障などが原因の場合は、クリーニングでは直りません。
水漏れが起きたら「とりあえず掃除すれば直る」と考えるのではなく、原因を確認することが大切です。
内部のカビやホコリも気になっている場合は、エアコンクリーニングを検討してみてください。
エアコンの水漏れ・内部の汚れが気になる方へ
「水漏れしていて内部もかなり汚れている」「ドレンホースの詰まりが気になる」「一度エアコン内部をきれいにしたい」という方は、「そうじ屋くま」までお気軽にご相談ください。
エアコンクリーニングの料金・作業内容について、詳しくはこちらをご覧ください。
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