
日立ビッグドラムの洗剤ケースから水漏れ?給水時に漏れる原因と掃除・修理の判断
2026年09月13日 16:48
「洗濯をスタートしたら、洗剤ケースのあたりから水が漏れてきた」
「給水するときだけ、本体の左上あたりが濡れる」
「洗剤ケースを開けたら、固まった洗剤がたくさん付いていた」
「掃除すれば直る?それともメーカー修理?」
日立のドラム式洗濯乾燥機「ビッグドラム」を使っていて、このような症状が出ると心配になりますよね。
特に、
洗濯開始後の給水時だけ、洗剤ケース付近から水が漏れる
という場合。
実は日立公式でも、洗剤ケースに残って固まった洗剤などが、給水されたときにはがれて本体内部に詰まり、水漏れにつながる可能性があると案内しています。(日立家電)
ただし、
洗剤ケースから水漏れ=必ず汚れが原因
ではありません。
掃除で改善する可能性があるケースもあれば、部品の破損や内部トラブルなどでメーカー修理が必要なケースもあります。
この記事では、
・なぜ洗剤ケースから水漏れするのか
・自分で確認できること
・洗剤ケースの掃除方法
・やってはいけない掃除
・クリーニングを相談してよいケース
・メーカー修理を優先するケース
を分かりやすく解説します。
まず確認|本当に「洗剤ケース」から漏れていますか?
洗濯機の周辺が濡れていると、
「洗剤ケースから漏れている!」
と思ってしまいますが、水漏れ箇所はほかにもあります。
日立公式でも、ドラム式洗濯機の水漏れ箇所として、
・給水栓
・給水ホース
・給水口
・洗剤ケース付近
・糸くずフィルター付近
・排水ホース付近
・ドアや本体下部
などを分けて確認するよう案内しています。(日立家電)
まず、
どのタイミングで、どこから水が出るのか
を確認してみてください。
例えば、
洗濯スタート
↓
給水が始まる
↓
洗剤ケース付近から水が漏れる
という場合は、洗剤ケース周辺が原因候補になります。
一方、
排水するときだけ漏れる
乾燥中だけ水が出る
ドア下から水が垂れる
という場合は、別の原因を考える必要があります。
原因① 洗剤ケースに固まった洗剤が残っている
まず確認したいのが、
洗剤ケースに残った洗剤の固まり
です。
液体洗剤でも、長期間少しずつ残ることで、
・ベタつき
・固まり
・ヌメリ
・洗剤カス
が発生することがあります。
日立によると、洗剤ケースに残って固まった洗剤があると、
給水
↓
固まった洗剤がはがれる
↓
本体内部へ流れる
↓
途中で詰まる
↓
水漏れ
ということが起こる可能性があります。(日立家電)
「洗剤ケースなんて洗ったことがない」
という場合は、一度確認してみましょう。
原因② 洗剤ケースやキャップの汚れ
洗剤ケース本体だけではなく、
ケース内のキャップなどの部品
にも汚れが付着します。
日立では、
洗剤ケースを取り外す
↓
キャップを外す
↓
ケースとキャップを水洗いする
というお手入れを案内しています。
汚れがひどい場合は、約40℃のお湯につけてから歯ブラシなどで掃除する方法も案内されています。(日立家電)
ただし、機種によって形状や取り外し方法は異なります。
必ず自宅のビッグドラムの型番を確認し、その機種の取扱説明書に従ってください。
原因③ ケースの奥へ洗剤汚れが流れ込んでいる
今回特に注意したいのが、
見える洗剤ケースだけ掃除しても、その先に汚れが流れ込んでいる可能性
です。
洗剤ケースに大量の固まりがあると、それが給水時にはがれて本体内部へ流れる可能性があります。
つまり、
洗剤ケースの表面をきれいにした
↓
それでも給水時に水漏れする
という場合は、
利用者が掃除できるケースだけの問題ではない可能性
も考える必要があります。
だからといって、
「内部をブラシで突けばいい」
「細い棒を入れて詰まりを取ろう」
というのはおすすめしません。
ドラム式洗濯機の内部にはホースや配線、電装部品などがあります。
取扱説明書でユーザーのお手入れとして案内されていない部分まで、自己流で分解しないようにしましょう。
原因④ 洗剤ケース周辺の部品やパッキン
機種によっては、洗剤ケースやケースふた周辺にパッキンなどがあります。
汚れが挟まっていたり、部品が正しく取り付けられていなかったりすると、水漏れにつながることがあります。
日立の機種別取扱情報でも、洗剤ケースふたのパッキン周辺に付着した洗剤・ホコリ・糸くずを取り除くことや、パッキンを無理に引っ張らないことなどが案内されています。(日立家電)
掃除後は、
取り外した部品を正しい位置へ戻せているか
も確認してください。
原因⑤ 洗剤ケース以外から流れてきた水かもしれない
「洗剤ケースの下が濡れている」
からといって、必ずそこが水漏れの発生源とは限りません。
例えば上側から漏れた水が本体を伝って、
洗剤ケースの下から出ているように見える
場合も考えられます。
水漏れは、
「床のどこが濡れているか」
だけではなく、
水が最初に出てくる場所
を確認することが重要です。
ただし、運転中の洗濯機を分解して確認するのは危険です。
目視できる範囲だけにしてください。
自分でできること① 洗剤ケースを確認
まずは洗剤ケースを取り外し、
・洗剤の固まり
・柔軟剤の残り
・ヌメリ
・黒っぽい汚れ
・キャップ周辺の詰まり
などがないか確認します。
日立では、ケースやキャップを水洗いし、汚れがひどい場合は約40℃のお湯に浸してから掃除する方法を案内しています。(日立家電)
洗剤や柔軟剤の残りを放置すると、流れにくくなるだけでなく黒カビなどの原因にもなります。
自分でできること② 洗剤ケースを外した周囲を拭く
洗剤ケースを外した周辺にも、
・液体洗剤
・柔軟剤
・ホコリ
などが付着していることがあります。
日立は、手動投入部周辺が汚れている場合、湿った布で拭き取るよう案内しています。(日立家電)
ただし、
奥へ大量の水を流し込む
のはやめましょう。
ご家庭で行うのは、メーカーが案内している範囲までです。
やってはいけないこと|奥へブラシや針金を突っ込む
水漏れすると、
「どこか詰まっているなら、細い棒を入れれば通るのでは?」
と思うかもしれません。
しかしおすすめできません。
無理に奥へ、
・ブラシ
・針金
・ドライバー
・細長い棒
などを入れると、
部品を傷める
↓
ホースを破損する
↓
汚れをさらに奥へ押し込む
↓
水漏れが悪化する
という可能性があります。
洗剤ケースより奥については、
見えないからこそ無理に触らない
ことが大切です。
「洗剤をたくさん入れるほどきれい」は間違い
洗剤ケースに洗剤が固まっている場合、
普段の洗剤量も一度確認してみてください。
洗剤は多く入れれば汚れ落ちが良くなるわけではありません。
濃縮タイプなどもあり、必要量は製品によって違います。
洗濯機と洗剤の説明に記載されている使用量を守りましょう。
洗剤ケース周辺に毎回大量の洗剤が残るのであれば、
洗剤の量・種類・投入方法
も確認してみてください。
洗剤ケースを掃除して水漏れが止まったら?
ケースをメーカー指定の方法で掃除し、
再び使用した際に水漏れが起こらなくなった場合。
洗剤ケース周辺の汚れが関係していた可能性があります。
その後も、
・洗剤ケースを定期的に洗う
・固まった洗剤を放置しない
・キャップなどを正しく取り付ける
・洗剤の適量を守る
ことを意識しましょう。
日立も洗剤ケースをこまめにお手入れするよう案内しています。(日立家電)
掃除しても水漏れする場合は?
ここが今回の記事で最も重要なところです。
洗剤ケースをきれいにしたのに、給水するとまた水漏れする。
この場合は、
「もっと奥を自分で掃除しよう」
としないでください。
日立は、水漏れについて案内されている対処を行っても症状が続く場合、本体に問題が発生している可能性があるため、使用を中止して販売店や修理窓口へ点検・修理を依頼するよう案内しています。(日立家電)
部品の破損や内部ホースなど機械的な問題であれば、
クリーニングでは修理できません。
水が大量に出ている場合は使い続けない
少量のにじみではなく、
・床まで水が広がる
・何度運転しても大量に漏れる
・電源部分の近くまで濡れている
・本体内部から勢いよく出る
という場合は、原因確認のために何度も運転するのは避けましょう。
日立も、案内された対処を試しても改善しない水漏れについては、使用中止・水栓を閉めるなどのうえ、点検・修理を依頼するよう案内しています。(日立家電)
クリーニングを相談してよいのはどんなケース?
「水漏れなら全部メーカー修理なの?」
と思うかもしれません。
そうとは限りません。
例えば、
・洗剤ケースに大量の固まった汚れがある
・洗剤や柔軟剤のベタつきがひどい
・数年間内部クリーニングをしていない
・洗濯機内部の臭いも気になる
・乾燥性能も徐々に低下している
・内部全体を一度きれいにしたい
という場合は、
洗濯機全体のクリーニングについて相談する
のは一つの選択肢です。
ただし、
「洗剤ケースの水漏れを直すための修理」と「ドラム式洗濯機の分解クリーニング」は別の作業です。
ここは混同しないでください。
クリーニングで必ず水漏れが直るわけではありません
そうじ屋くまでも、
「洗えば必ず水漏れが止まります」
とはご案内できません。
汚れが関係しているケースなら、清掃する意味があります。
しかし、
・ホースの破損
・パッキンの破損
・給水関係の部品不良
・内部部品の故障
・経年劣化
などが原因であれば、メーカー修理が必要です。
特に、
洗剤ケースを掃除しても給水時の水漏れが繰り返す
場合は、メーカー点検を優先したほうがよいケースがあります。
「突然始まった水漏れ」も修理を考える
もう一つの判断材料が、
いつから始まったか
です。
例えば、
以前から洗剤ケースに汚れがたまっていた
↓
徐々に流れが悪くなった
↓
最近、水漏れするようになった
という場合は汚れも確認したいところです。
一方、
昨日まではまったく問題なし
↓
今日突然、大量に水漏れ
という場合は、
部品の破損なども疑ったほうがよいでしょう。
「突然」なのか「徐々に」なのかも、問い合わせ時に伝えてください。
日立ビッグドラムのクリーニング料金
そうじ屋くまでは、
日立のドラム式洗濯機・ビッグドラムのクリーニングを25,800円(税込)
で承っています。
作業時間の目安は、
約2.5〜3.5時間
です。
ただし、この25,800円は、
ドラム式洗濯機の内部クリーニング料金
です。
水漏れしている故障部品を交換・修理する料金ではありません。
そのためお問い合わせの段階で、
「これはクリーニングよりメーカー修理を先にした方がよさそう」
と判断できる場合は、そのようにお伝えします。
製造から年数が経っているビッグドラムについて
洗濯機は使用年数が長くなるにつれて、汚れだけではなく部品も経年劣化します。
特に、
・水漏れ
・異音
・エラー
・電源トラブル
などが出ている古い機種の場合は、
クリーニング
メーカー修理
買い替え
を比較して判断したほうがよいケースがあります。
そうじ屋くまでは、製造から7年以上経過した洗濯機については、経年劣化による部品故障・破損などを保証できない場合があります。
10年以上経過している場合は、状態によって作業をお受けできないことがあります。
問い合わせするときは「水漏れの動画」があると分かりやすいです
今回のような症状は、
写真だけでは発生源が分かりにくい
ことがあります。
可能であれば、安全な範囲で水漏れが確認できる短い動画を撮っておくと状況が伝わりやすくなります。
ご相談の際は、
・メーカー名
・型番
・製造年が分かれば製造年
・水漏れしている場所
・水漏れするタイミング
・給水時だけなのか
・毎回漏れるのか
・洗剤ケースを掃除したか
・エラー表示はあるか
を教えてください。
特に、
「給水が始まると洗剤ケースの下から漏れます」
のように具体的に伝えていただけると判断しやすくなります。
まとめ|給水時だけ洗剤ケースから漏れるなら、まずケースの汚れを確認
日立ビッグドラムで、
給水時に洗剤ケース付近から水漏れする
場合。
まず確認したいのが、
洗剤ケースに固まった洗剤や汚れが残っていないか
です。
日立公式でも、固まった洗剤が給水時にはがれて本体内部に詰まり、水漏れにつながる可能性があると案内しています。(日立家電)
まずは自宅の型番の取扱説明書に沿って、
洗剤ケース
↓
キャップ
↓
ケース周辺
のお手入れを行ってみてください。
それでも水漏れが続く場合は、
自己流で奥まで分解せず、メーカー点検を検討
しましょう。
内部の汚れが気になり、洗濯機全体を一度クリーニングしたい場合は清掃業者。
部品不良や繰り返す水漏れならメーカー修理。
このように分けて考えると判断しやすくなります。
日立ビッグドラムの水漏れで「掃除?修理?」と迷っている方へ
「洗剤ケースは掃除したけど、まだ少し漏れる」
「内部クリーニングを頼む症状なのか分からない」
「メーカーを呼んだ方がいい?」
という段階でも、ご相談いただけます。
まずは、
メーカー名・型番・現在の症状
を送ってください。
できれば、
洗濯機全体・型番シール・洗剤ケース周辺の写真と、水漏れする瞬間の短い動画
があると確認しやすくなります。
症状からメーカー修理を先にした方がよいと考えられる場合は、無理にクリーニングをおすすめしません。
