
ドラム式洗濯機の乾燥中に排水口がゴボゴボする?水しぶきが出る原因と掃除・修理の判断
2026年09月13日 16:29
「洗濯中は普通なのに、乾燥を始めると排水口からゴボゴボ音がする」
「乾燥中だけ排水口から水しぶきが上がってくる」
「洗濯パンの排水口まわりが濡れている」
「排水口が詰まっている?それともドラム式洗濯機の故障?」
こんな症状で困っていませんか?
ドラム式洗濯機の排水口から音や水しぶきが出ると、
「排水が逆流しているのでは?」
と心配になりますよね。
特に、
洗濯・脱水では問題ないのに、乾燥運転のときだけ起こる
場合は原因が分かりにくい症状です。
実は、
・排水口や排水トラップの状態
・排水ホースの接続
・排水口の汚れ
・洗濯機の機種や乾燥方式
・洗濯機内部の乾燥に関係する部分
・部品の不具合
など、いくつかの可能性があります。
そのため、
ゴボゴボ音=排水口を掃除すれば直る
とも、
水しぶき=洗濯機が故障している
とも限りません。
この記事では、ドラム式洗濯機の乾燥中だけ排水口がゴボゴボする、水しぶきが上がる場合に確認したいポイントと、クリーニング・排水口清掃・メーカー修理の判断について解説します。
結論|乾燥中のゴボゴボ音だけで「詰まり」とは判断できません
最初に大切なことをお伝えします。
乾燥中に排水口からゴボゴボ音がしたからといって、
必ず排水口が詰まっているわけではありません。
メーカーや機種、排水設備によっては、乾燥運転と排水口側の状態が関係して音や湿気、水しぶきが出る場合があります。
実際、日立では一部のビッグドラムについて、排水トラップの種類によっては、
乾燥運転中に排水トラップのふたの穴から水しぶきや湿気が上がる場合がある
と案内しています。(日立家電)
つまり、
「乾燥中に排水口から水が動いた」
という現象だけで、故障と決めつけることはできません。
重要なのは、
以前からそうだったのか、それとも最近急に始まったのか
です。
まず確認|いつからゴボゴボするようになりましたか?
原因を考えるうえで、かなり重要なポイントです。
購入・設置した直後から
設置当初から、
・乾燥中だけゴボゴボする
・少量の水しぶきがある
・乾燥自体は問題なく終わる
・エラーも出ない
という場合は、排水トラップの形状や設置方法なども確認したいところです。
最近になって急に始まった
一方、
以前は静かだった
↓
最近、乾燥するとゴボゴボする
↓
水しぶきまで出るようになった
という場合は、
以前と何かが変わっている可能性があります。
例えば、
・排水口の汚れ
・排水ホースの汚れ
・排水トラップの状態
・乾燥に関係する内部の汚れ
・部品の不具合
などです。
「昔から」なのか「最近突然」なのかを覚えておくと、業者やメーカーへ相談するときにも役立ちます。
原因① 排水トラップの形状や取り付け状態
排水口には、下水からの臭いを室内へ上げないため、
排水トラップ
が設けられていることがあります。
日立では、ふたに穴のあるタイプの排水トラップを使用する機種について、排水トラップカバーを正しく取り付けるよう案内しています。
取り付け状態によっては、
・水しぶき
・湿気
・臭い
・水漏れ
につながる場合があります。(日立家電)
特に、
「洗濯機を買い替えてから起きるようになった」
「引っ越し後からゴボゴボする」
「洗濯機を一度移動してから症状が出た」
という場合は、洗濯機本体だけではなく排水ホースや排水トラップ周辺の状態も確認したいところです。
原因② 排水口に糸くずや汚れがたまっている
洗濯機から流れる水には、
・糸くず
・髪の毛
・洗剤
・柔軟剤
・皮脂汚れ
・細かなゴミ
などが含まれています。
長期間排水口を掃除していないと、こうした汚れが少しずつ蓄積することがあります。
日立でも、ドラム式洗濯機の排水口・排水トラップについて定期的なお手入れを案内しており、
・乾燥時間が長い
・乾きが悪い
・C02
・C18
などがある場合にも確認するよう案内しています。(日立家電)
特に、
ゴボゴボ音+排水が以前より遅い
場合は、排水口側も確認する価値があります。
原因③ 排水ホースの中に汚れがたまっている
見落としやすいのが排水ホースです。
排水口を掃除していても、洗濯機から排水口までつながっているホース内部に、
・糸くず
・洗剤カス
・柔軟剤
・ヌメリ
などがたまっていることがあります。
さらに、
・ホースがつぶれている
・折れ曲がっている
・正しく接続されていない
といった設置状況でも、排水へ影響する可能性があります。
排水口だけきれいにしても症状が変わらない場合は、ホース側も確認したいポイントです。
原因④ 日立ビッグドラムでは乾燥と排水トラップが関係する動作があります
日立ビッグドラムを使っている方には、もう一つ知っておいてほしいことがあります。
日立のドラム式では、乾燥運転中または乾燥終了後に、
排水トラップへ水をためる動作
を行う機種があります。
乾燥後の暖かい空気などによって排水口側の臭いが上がってくることを抑えるためです。
このとき「排水トラップ給水」などと表示される場合がありますが、日立は正常な動作として案内しています。(日立家電)
つまり、
乾燥中・乾燥後に排水口側で水が動いている=すぐ故障
とは限りません。
型番によって動作や構造が異なるため、お使いの機種の説明書も確認してください。
原因⑤ 洗濯機内部の乾燥経路などに問題があるケース
ここは少し判断が難しい部分です。
「乾燥中だけゴボゴボする」
さらに、
・以前より乾燥時間が長い
・衣類が半乾き
・乾燥フィルターを掃除しても改善しない
・最近急に音が大きくなった
・別のエラーも出る
という場合は、排水口だけではなく、
洗濯機内部の乾燥に関係する部分
も原因候補になります。
実際に専門業者の施工事例でも、日立ビッグドラムで、
「乾燥を始めると排水口からゴボゴボ音と水しぶきが出る」
という症例があり、内部の乾燥経路に大量のホコリが蓄積し、さらに部品不良も発生していたケースが報告されています。(江戸クリ)
ただし、これはあくまで一つの施工事例です。
同じ症状だから同じ原因とは限りません。
内部が汚れている場合もあれば、部品修理が必要な場合もあります。
「乾燥が悪い+ゴボゴボ」は排水まわりも確認
ドラム式洗濯機の乾燥不良というと、
「乾燥フィルターが詰まっている」
と考える方が多いと思います。
もちろんフィルターは重要です。
しかし排水部分も無関係ではありません。
メーカーも、排水口や排水ホースの状態によって乾燥時間や乾き具合に影響する場合があると案内しています。(日立家電)
そのため、
乾燥が悪い+排水口がゴボゴボする
という2つの症状が同時に起きている場合は、
乾燥フィルターだけではなく、
・排水口
・排水ホース
・排水トラップ
・洗濯機内部
まで含めて原因を考えた方がよいでしょう。
自分で確認できること① 排水口の周辺が濡れていないか
まず洗濯機を無理に動かさず、見える範囲を確認してください。
乾燥運転中に、
・音だけする
・少量の湿気がある
という状態と、
・水しぶきが外まで飛ぶ
・防水パンに水がたまる
・床まで濡れる
では意味が違います。
実際に水が外へ漏れている場合は、
そのまま放置しないようにしてください。
コンセントや電源プラグ周辺まで水が広がるような場合は運転を続けず、メーカーや設備業者へ相談しましょう。
自分で確認できること② 洗濯・脱水でもゴボゴボするか
ここも重要です。
洗濯・脱水でもゴボゴボする
排水時にも大きな音がするのであれば、
排水口・排水ホースなど排水側
をより強く疑います。
乾燥のときだけゴボゴボする
洗濯や脱水では問題ないのに、
乾燥中だけ発生する
のであれば、機種特有の乾燥時の動作や排水トラップとの関係、洗濯機内部の乾燥系統なども確認候補になります。
業者へ問い合わせるときは、
「排水するとき」ではなく、
「乾燥を始めるとゴボゴボします」
と伝えると症状が伝わりやすくなります。
自分で確認できること③ エラーコード
表示部にエラーが出ていないかも確認してください。
日立のドラム式の場合、
C02やC18
などが表示されている場合は、排水口・排水ホース・排水トラップなども確認対象になります。(日立家電)
そして注意してほしいことがあります。
機種によってはC02が出てドラム内に水が残っている状態で糸くずフィルターを外すと、
大量の水が出てくる場合があります。
日立でも機種別に注意事項が案内されています。自己流でいきなりフィルターを外さず、必ず自宅の型番の取扱説明書を確認してください。(日立家電)
洗濯機の真下に排水口があるなら無理に動かさない
「排水口を見てみたい」
と思っても、大型のドラム式洗濯機を一人で動かすことはおすすめしません。
ドラム式洗濯機は非常に重く、
・腰を痛める
・床を傷つける
・給水ホースが外れる
・排水ホースが抜ける
・本体が傾く
といった別のトラブルにつながることがあります。
特に排水口が本体の真下にある場合は、
見えないからといって無理に洗濯機を引っ張り出さない
ようにしてください。
まず排水口クリーニングを検討したいケース
次のような場合は、排水口・排水ホース側の清掃を検討する価値があります。
・排水するときにもゴボゴボする
・以前より排水に時間がかかる
・排水口を数年間掃除していない
・下水臭もする
・排水口にヌメリや汚れが見える
・乾燥時間も以前より長い
・メーカー指定のお手入れでも改善しない
特に、
排水口を一度も掃除した記憶がない
という場合は、確認してみてもよいでしょう。
本体クリーニングも検討したいケース
反対に、
・乾燥性能も徐々に低下している
・内部のホコリが気になる
・数年間ドラム式を分解クリーニングしていない
・乾燥フィルターのお手入れをしても改善しない
・乾燥中の症状が年々強くなっている
という場合は、本体内部の状態も確認候補になります。
ただし、
本体クリーニングをすればゴボゴボ音が必ず止まる
という意味ではありません。
音や水しぶきの原因が、
・排水設備
・設置状態
・部品故障
であれば、洗浄だけでは改善できません。
メーカー修理を優先した方がよいケース
次のような場合は、清掃業者より先にメーカー点検を検討してください。
・突然激しいゴボゴボ音が始まった
・排水口から大量の水が噴き出す
・床が繰り返し水浸しになる
・エラーが何度も出る
・排水口を掃除しても改善しない
・乾燥運転が途中で停止する
・異常な大きな音が本体内部からする
・焦げ臭い
・電源トラブルもある
清掃業者が行うのは、
汚れを取り除く作業
です。
モーター・センサー・基板・その他の故障部品を修理する作業ではありません。
ここを分けて考えることが大切です。
そうじ屋くまのドラム式洗濯機クリーニング料金
そうじ屋くまでは、ドラム式洗濯機の分解クリーニングに対応しています。
パナソニック・日立は、
25,800円(税込)
東芝は、
35,800円(税込)
です。
作業時間の目安は、
約2.5〜3.5時間
です。
シャープ・AQUAのドラム式は基本的に対応していません。
メーカー・型番・年式・設置状況によって対応可否を確認しています。
排水口・排水ホースだけ気になる場合
排水まわりについては、
排水口クリーニング 3,000円
排水ホースクリーニング 3,000円
洗濯パン清掃 3,000円
です。
「本体内部というより排水口から音がしている」
「排水口を何年も掃除していない」
という場合は、そのこともお問い合わせ時にお知らせください。
症状を聞いたうえで、本体クリーニングが必要なのか、排水まわりの確認を優先した方がよいのかを判断しやすくなります。
問い合わせ時に動画があると分かりやすいです
今回のような症状は、
文章だけでは伝わりにくいことがあります。
可能であれば安全な範囲で、
乾燥中に排水口がゴボゴボしている様子を短い動画で撮影
しておくと状況を確認しやすくなります。
お問い合わせ時には、
・メーカー名
・型番
・製造年が分かれば製造年
・いつから症状が始まったか
・洗濯・脱水時にも音がするか
・乾燥時だけなのか
・水しぶきがあるか
・エラーコードが出ているか
・乾燥性能も低下しているか
をお知らせください。
「日立ビッグドラムです」だけでなく、
BD-SX○○○、BD-STX○○○
など正確な型番が分かると確認がスムーズです。
まとめ|「乾燥中だけ」が原因を探す重要なヒント
ドラム式洗濯機の排水口からゴボゴボ音がする場合、
まず確認してほしいのが、
いつ音がするのか
です。
通常の排水時にもゴボゴボするなら、
排水口・排水ホースなど排水側。
一方、
洗濯・脱水は普通なのに、乾燥を始めたときだけゴボゴボする
のであれば、
・機種ごとの乾燥時の動作
・排水トラップの形状や取り付け
・排水口の状態
・洗濯機内部
・部品故障
など、原因候補が広がります。
特に日立では、排水トラップの種類によって乾燥中に水しぶきや湿気が上がることがあるため、症状だけで「詰まり」「故障」と決めつけないことが大切です。(日立家電)
そして、
最近急に始まった
水しぶきが以前より激しくなった
乾燥性能まで落ちている
という場合は、そのまま放置せず一度状態を確認しましょう。
ドラム式洗濯機の排水口がゴボゴボしてお困りの方へ
「排水口を掃除すればいいのか分からない」
「ドラム式本体をクリーニングした方がいい?」
「メーカー修理を呼ぶ症状なのか判断できない」
という段階でも大丈夫です。
まず、
メーカー名・型番・現在の症状
をお送りください。
可能であれば、
洗濯機全体・型番シール・排水口の位置・乾燥中のゴボゴボ音や水しぶきが分かる写真または動画
もあると確認しやすくなります。
症状を確認して、クリーニングよりメーカー点検を優先した方がよいと考えられる場合は、そのようにお伝えします。
そうじ屋くまの洗濯機クリーニング料金・作業内容はこちらです。
https://kuma358.com/washingmachine
