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くまの掃除旅 ~仕事と放浪と、時々ウィスキー~

くまの掃除旅 ~仕事と放浪と、時々ウィスキー~

2025年02月17日 18:54

朝の冷たい空気を切り裂くように、愛車のエンジンをかける。今日も「そうじ屋くま」の放浪が始まる。目的地は決まっているようで決まっていない。相模原、町田、八王子のどこかで待つ、お客様の「困った!」を解決するために。


旅の始まりはブラックコーヒーとともに

朝、目覚めたらまずは熱々のシャワーを浴びる。それから、愛用のドリップコーヒーでブラックを一杯。冬の朝はこれがないとエンジンがかからない。そして、もう一杯。これは車に持ち込む用。助手席には工具箱と洗浄剤、そしてコーヒー。これさえあれば、どこへでも行ける。

スマホで今日の予約を確認すると、最初の依頼は町田市のとあるお宅。「風呂釜洗浄お願いします」とのこと。出発前に道路状況をチェックし、渋滞を避けるルートを考えるのも日課だ。



町田の高台での出会い

町田市の高台にある一軒家。玄関先で迎えてくれたのは、お風呂好きのおばあちゃん。 「最近、お湯が臭くてねえ」と困った顔。

風呂釜の配管を点検すると、案の定、長年の皮脂汚れがこびりついていた。「これはなかなかの強敵ですね」と冗談を交えながら作業開始。専用の洗浄剤を循環させると、すぐにドロドロとした汚れが浮き出てきた。

「こんなに汚れてたの?!」と驚くおばあちゃん。 「でもこれで安心してお風呂に入れますね」と、ホッとした笑顔を見せてくれた。この瞬間がたまらない。掃除の仕事は汚れを落とすだけじゃない。そこに住む人の暮らしを、ほんの少しでも快適にすること。そんなことを考えながら、道具を片付ける。

「お礼にお茶でも」と勧められたが、まだまだ道中は長い。「また来ますね」と手を振って、次の目的地へ。


八王子のマンションで奮闘

次は八王子市のマンション。依頼はドラム式洗濯機のクリーニング。部屋に入ると、小さな子どもが駆け寄ってきた。

「おじちゃん、なにするの?」 「洗濯機のお掃除をするんだよ」 「ふーん、じゃあピカピカにしてね!」

期待に満ちた目を向けられ、プレッシャーを感じる。さて、しっかりやるか。

分解していくと、中からホコリや黒カビがぎっしり。やはり乾燥フィルターの奥にホコリが詰まっていた。これでは乾燥機能が落ちるのも無理はない。高圧洗浄でホコリを吹き飛ばし、洗剤カスも徹底的に除去。

作業後、奥様が洗濯機の中を覗き込んで「新品みたい!」と驚く。 「これで安心して子どもの服を洗えます。本当にありがとうございます」

「ピカピカになったね!」と、さっきの子どもも満足そう。

こういう瞬間のために、この仕事をしているのかもしれない。


放浪の終着点

最後の仕事を終え、夜の相模原に戻る。

今日もいろんなお宅で、いろんな人と出会った。掃除屋の仕事は、ただ掃除をするだけじゃない。その家の空気に触れ、人の思いを感じ、暮らしの一部に寄り添う。だからこそ、どんな依頼でも「ただの作業」にはしたくない。

帰り道、幼なじみのたけしさんから連絡が入る。 「お疲れ!今日は飲むか?」 「いいね、行くわ!」

たけしさんが作る絶品おつまみと、スモーキーなウィスキーが待っている。掃除屋の放浪はまだまだ続くが、こうやって一息つく時間があるから、また明日も頑張れる。

コートのポケットに手を突っ込み、寒空の下を歩きながら思う。 「明日も誰かの困りごとを解決できるといいな」

くまの掃除旅 ~仕事と放浪と、時々ウィスキー~ は、まだまだ終わらない。



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